スペイン伝統の闘牛は反対?賛成?

スペインと言えば、闘牛!!

赤いマントをヒラヒラして、それに向かって牛が突っ込んでいく、スペインで有名な伝統ショーです。

実はこの闘牛、最後は牛が殺されてしまうことから、今は闘牛反対派がいて数々の闘牛場が閉鎖されたり、ショーも少なくなってきているんだとか。

確かに、「動物を人間の楽しみのために殺すショー」と聞くと、残酷だし、ネットで闘牛の様子を調べると殺し方も残酷で、そんな酷いショーは無くなればいいのにと思いました。

でも、赤いマントに牛、という誰もが知っている有名な伝統がここまで続いているのも事実。

せっかくスペインにいるのだから、実際に闘牛を目にしてみないと自分の意見も持てないのかなーと思い、観戦することにしました。

私たちが買ったチケットは、34ユーロのそこそこいい場所。

会場は、2万4000人の観客を収容できるという世界で3番目の大きさの、マドリードの闘牛場です。

闘牛場の中には、ドリンクやおつまみが売られていて、まるでスポーツ観戦に来たかのよう。

21時、軽快な太鼓とトランペットの演奏に合わせて馬と、闘牛士達の入場です。

続いて、黒々として角がビーーーンと張った牛が走って入場。

「意外とデカいな…」

闘志を燃やした暴れんぼう牛が会場を走り回っています。すごい迫力!!!

いくら私のセクシー水着姿を見ても、周くんの牛はここまで暴れん坊にはなりません。(あれなんの話?)

マントをヒラヒラさせると、牛はすぐに反応して闘牛士たちに向かっていきます!!

一体、どうやってこの牛と闘うっていうの!?

絶対そのへんでこの牛と遭遇したくないです。めっちゃ怖い。

すると、鎧で守られた馬と、その馬に乗った槍を持った人が場内へ。

馬に乗った人が、足でカランコロンと音を鳴らすと、牛が反応してそのまま馬へとタックル!!!!

「うぁあああ!!!」

ドスッ!!という音と共に、馬の半身が宙に浮きます。それだけ牛の力が強い。

そしてこのタイミングで、馬に乗った人が牛の背中に槍を突き立てます。

ドクドクと流れる血。それでも牛はまだまだ活発に走り続けます。

背中から血を流し続ける牛に、メインの闘牛士がマントをちらつかせて、スレスレで牛のタックルをかわします!

その迫力と言ったらもう!!闘牛士がいつ牛に突かれてしまうんじゃないかと、ドキドキ!!!

マントをヒラヒラしているだけでもギリギリで怖いのに、途中で槍を二本持った人が牛の背中に直接刺しに行きます。

この人たちはマント無しですからね。。。

牛の攻撃をギリギリでかわしながら、背中に二本の槍を刺します。

計6本分、挑戦するのですが、全部刺さると観客は大興奮!!拍手喝さいです!

そして最後には、長くて細い剣を牛の急所めがけて刺します。

うまくいかないと、牛に跳ね返されてしまうのですが、一度で刺すことができると、また観客は大興奮、スタンディングオベーションです!!

そしてその剣が刺さると、牛はだんだん足がガクガクしてきて、力が入らなくなり地面に座り込み、

息も絶え絶えとなって、パタンと倒れてしまいます。

そして死んだ牛を、3頭の馬が引きずっていきながら退場となります。

この日は、計6頭の牛がでてきて、みんな死んで退場していきました。

実際に闘牛を見て思ったことは、動物愛護の観点から言うと、人間の娯楽のために少しずつ牛を傷つけて殺していくことは酷いことだと思うし、苦しそうにしている牛を見て、胸が痛みました。

でも、闘牛士たちが命を賭けて、牛と闘っている姿に大興奮したのも事実です。

実際に、闘牛中に亡くなる人もいるそうです。

私たちが観たときは、牛をかわすのに失敗して3mくらい上へと跳ね飛ばされていたし、

1人の闘牛士は、角で突かれて、蹴られて、走って逃げようとしたけど立てなくなって、途中退場していました。

そこまで命を賭けて、牛に立ち向かう闘牛士はかっこよかったし、ヒヤヒヤしたり、ひゃー!!って叫んじゃったり、面白かったです、闘牛。

牛が死ぬのを見て楽しむだなんて酷い!!って言われたら、確かにそうです。

でも、実際の闘牛を観たら、「闘牛絶対反対ー!!」とは批判しきれなくなりました。

もしこの伝統が無くなるとしたら、悲しいとも思います。

目まぐるしく変化する時代の中で、伝統や文化を残すことは難しいですね!!

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コメント

  1. ブンタカ より:

    ゆきさん、ブレの無い下ネタありがとうございます(笑)
    横で周さんが、笑いながら温かい目で見ている様子が頭に浮かびました♪

    闘牛、凄いですねェ~! 色々言われてますが伝統や文化って、その土地の人々が判断すれば良いのではないでしょうか? 外から自分達の価値観を押し付け、あれこれ言うのは間違っていると思います。

    死んだ(殺された)牛さん、最後は美味しく食べられるみたいですよぉ~♪

    • yuki より:

      あっれー?私下ネタなんて言いました?(・∀・)♡
      闘牛の文化をここまで残して、伝えてきたのも現地の人々の力ですものね!
      住む場所や国が違えば、価値観も違いますよね!
      牛さん、美味しく食べられるのなら良かったー!!
      引きずられて退場していく牛を見ながら、この後はどうなるんだろうーって気になってました!

      • ブンタカ より:

        闘牛場の近くには、闘牛で倒された牛さんの料理するお店が在るそうですよぉ~♪
        さあ、周さんの出番だよぉ~!!肉肉肉ぅぅぅ~♪