夫婦の絆が試される。世界一の絶景、ザ・ウェーブまでの道のり。

朝4時50分。起床。

なぜこんなにも早起きをしたのかと言うと、今日はザ・ウェーブへのトレッキングの日だからです。

日中陽が高く昇ると暑くなるので、朝早くの涼しいうちからトレッキングを始めることにしました。

カナブの街から、ザウェーブのトレッキング開始地点までは、車で約1時間かかります。

舗装されていないガタガタ道をずーっと走っていたら、なぜか急に腹痛が…。

こんな日に限って、お腹の調子が悪いようです。

トイレもないし、痛みも強くなって、もう肛門からこんにちわしそう。。。

ということで、アメリカで私はデビューしました。

野ぐ〇。ごめんなさい、紙はきちんと持ち帰りました。

そして駐車場に着いた頃には、だいぶ空も明るくなってました。

参加者名簿なのか、よくわからないけどサインをして…、

いざ出発です!!

朝日を浴びながら、地図を片手にレッツゴー!!

しかし、しばらく歩いていると、周くんのお腹に異変が…。

今度は、周くんの肛門からこんにちわしそうになってしまったようです。

仕方ない……。ここで周くんも野グ〇デビューを果たしました。夫婦揃って…(´Д`)

この写真のどこかで周くんが踏ん張っているのが見えますでしょうか。笑

気を取り直して、世界一の絶景と言われるザウェーブに向かいます。

地図を見ると、『この山を越えろ』か…。

これ登るのかーーー(´Д`)

息を切らしながら登りきると、見渡す限りの広い岩山。

地図『ここで迷って遭難する人が多いので注意。』

そりゃそうだよね、こんな看板も何もないところで迷ったら遭難するわ(-_-)

それにここは、1日限定20人しか入れない場所。ほかの観光客の姿もほとんど見えないので余計に迷いやすいです。

地図『二つに連なる山を越え…』

それって、、、あの双子のお山?

地図の写真を何度も確認しながら、ひたすら岩のゴツゴツした道を進んでいきます。

双子の山を越えても、まだまだ道は続きます。

岩山を進んだり、砂の道を進んだり、地図をしっかり確認しながら進むと、だんだんと周りの山の地層にウェーブ感が出てきました。

そろそろ着くのかも・・・?

そして急な岩山を登りきると、そこは、、、

ここがザウェーブだ。。。

一体なんなんだこの世界は。

まるで空間が捻じ曲げられたかのようで、立ってると平衡感覚を失ってしまいそうになる。

ここに来るまでに大量に汗をかいたので、まずはポテチで塩分摂取♪

こんな世界で寝転がってポテチ食べれるなんて…最高の気分( ;∀;)

自然の力でこんな美しい模様ができるなんて、ほんと不思議…。

どうしてここだけ、こんなことになっちゃってるんだろう。

1日に20人だけ、そして2時間の険しい道を迷わずに歩いて来れた者だけが見ることのできる景色…。

今、すごく貴重な体験をしてるんだなー。

こういうところに来るたびに毎回思う。

周くん、世界一周に連れてきてくれてありがとう。

旅に出ようって、言ってくれてありがとう。

お互いを励まし合いながら、2人で頑張ったからここまで来られた。

この景色は一生忘れないよ。

ここは全然人がいないから、貸し切りで好きに写真をとることができます。

モデル風に格好つけてみたりね(・∀・)

ゆき「周くんもなんかかっこいいポーズしてみてー♪」

周「オッケー!!」

全然かっこよくない!!!( ゚Д゚)!!!!

そんなセンスの無い周くんに私からアドバイス。

ゆき「とりあえずワキのにおい嗅いで。」

周「は??そんなんでかっこいい写真が撮れるわけ…」

ゆき「いいから嗅いで!!」

周「は、はい!!」

なんということでしょう。

こんなふうにワキのにおい嗅ぐポーズすると、男性セクシーモデル風な写真が撮れます。

これからの季節、制汗剤のCMや広告への起用などにいかがでしょうか。

ウチの旦那、足やオナラは相当臭いですけど、ワキは全くニオイませんので。

さて、現実逃避もここまで。ここからまた険しい道を歩いて帰らなければいけません。

しかも、帰り道のほうが遭難する人が多いらしいんです。

これは、行きよりもより注意して地図を見ていかなければ…

周「帰りは地図見ないで行ってみようよ(・∀・)」

私から地図を没収する周くん。

こいつ、自然を舐めてやがるぜ…。

周くんの冒険心に火がついてしまったのでしょう。もう止められません。

私も、周くんを信じてついていくと決心して結婚したので、遭難するときも一緒だ!と思って従うことにしました。

しかし案の定、途中から全く見たことの無い険しい岩山へと迷いこんでいく私たち。

それでも周くんは「あははー、ここ絶対歩いてないよね!でも方向合ってるから大丈夫しょ!!」とお気楽。

不安でいっっぱいの私をよそに、似合わない日傘をさしてご機嫌の様子。

冒険を楽しんでいるようです。

変な道を通ったりもしたけど、それでも最後はきちんと戻ることができました。

こんな風に、多少のリスクを伴う可能性があっても、新しい道にどんどん進んでいこうとして、行動力があるのが周くんのいいところ。

地図をしっかり見るような、慎重にきっちりと物事を進めるタイプの私には無いものを持ってる。

私が突っ走る周くんに対して、見落としてることが無いかとか、考えてることを整理して支えたりして、

お互いの良さをうまく融合できれば強い夫婦になれるんじゃないかと思いました。

旅を通して、私たちも成長できてるような気がします(*´ω`*)



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コメント

  1. Happy より:

    ウェーブすげぇ!!
    めっちゃキレイな線だね!感動中
    観光地だからって道が整備されずに2時間かかるからこその保存された絶景なんだね!(多分

    周くんの方向感覚には本当に脱帽(゜д゜)
    私は地図持ってても迷う確率のが高いと思うよ(笑
    けど山道で迷うのも面白いよね!(たくさん体験してる笑

    • yuki より:

      限られた人しか行けないって言うのが、より感動を大きくするなーって思った!
      周は体内に方位磁石でも埋め込まれてるんじゃないかと思うよ。