シャルム・エル・シェイクから、バスでカイロへ!

今日は、バスでシャル・エルム・シェイクから、カイロへと移動。

周くんが事前に、日本人ダイバーさんから聞いていた情報を頼りに、バス停を目指します。

「バス停はどこだってー?」

「Carrefourのスーパーの向こうー。」

「じゃあ歩いて行けそうだねー!」

宿をチェックアウトし、大きなバックパックを持って歩きます。

今日は、最近の中でも一段と暑い日です。

太陽ギラギラ、歩いてるだけで汗が出ます。

まずは、目的のCarrefourに到着。

ここまで約20分くらいかかりました。

「えーっと、この辺にバス停があると思うんだけど…」

「すいません、カイロへ行くバス停どこですか?」

「あっちの道をずっと真っ直ぐだよ」

「OK、ありがとう」

バス停の場所を具体的に知らない私達は、現地の人に聞きながらバス停を目指します。

途中、タクシーの運転手に、

「バス停まで乗せてくよー!!」

って何度も声をかけられました。

10人くらいには声をかけられたでしょうか…。

「いいの!私達は歩いて行くの!!」

と、目の前に立って通せんぼするタクシー運転手をかわし、さらに10分くらい歩きます。

「まだ見えないねぇ。誰かに聞いてみようか。」

「あのー、バス停はどこですか?」

「この先だけど…歩いて行くのは不可能だ。ここから4kmある。」

「そ…そんなに遠いのぉぉおー!?(‘A`)」

Carrefourのすぐ先にあると思ったら、全然歩ける距離じゃありませんでした。

今まで散々避けてきたタクシーに、あっさり乗り込みます。

しかも、10ポンド(約60円)で行けました。

もっと早く乗っていればよかったー。

街から少し離れ、乾いた土地を過ぎたところに、バス停があります。

いろんなバス会社があって、どこの会社も1時間おきくらいにバスが出ているようです。

私達は、中でも安かったここでチケットを購入。

1人110ポンド(約660円)。

「5分後に出発するからー!」

って言われて、私がチケット買ってる間に、急いで周くんは軽食を買いに行きました。

軽食を買ってる私達に、早くしろ!!と言わんばかりに、クラクションをプープー鳴らす運転手。

ソーリーね、って言いながらバスに乗り込みました。

周くんが買ってきてくれた、今日のお昼ご飯は、1個30ポンド(約180円)のハンバーガー。

ただお腹に入れただけの、特に美味しくも不味くもないハンバーガーを食べながら、長いバス移動のはじまりです。

チケットカウンターで所要時間を聞いた時は、最大で6時間だと言われました。

でも、ダイビングショップの日本人の方からは、

「テロ対策で検問が厳しいから、12時間かかることもあるよー。」

って聞いていました。

ちょうどこの移動の数日前にも、シナイ半島の北側にあるモスクで、
250人以上が亡くなってしまったテロが起きたばかり。

ニュースを見て、

「エジプトでテロかぁ…。場所はシナイ半島。私達って今どのへんだろ?」

「シナイ半島だよ。」

「え!?」

驚いて地図を見てみたら、私たちのいる場所は、シナイ半島。

でもテロが起きた場所からは、400kmくらい離れてます。

だから私達の滞在してたところも、何ら変わりなく平和そのものでした。

でも、こういうニュースを見たら、日本にいる家族は、同じシナイ半島で起きたテロ、ってことで心配かけちゃうよなーって思いました。

旅人も、送り出した家族も、みんなが安心できる世の中になってほしいです。

話は戻って、バス移動の話。

最大で12時間かかるかもしれない…と覚悟を決めて乗ったバス。

長旅になるだろうから、寝る体制を整え、早速私はスヤスヤ…。

2時間くらい寝たころ、バスの揺れで目を覚ましました。

真っ直ぐの高速道路を走っているはずなのに、なぜか横揺れが激しい。

窓の外を見てみると、バスは猛スピードで走っていて、

「プップゥゥゥーー!!」

ってクラクション鳴らしながら、どんどん他の車を追い抜いていく。

時々対向車線にはみ出るもんだから、対向車にパッシングされたりもしてる。

なんでこんなに急いでるん!?

この後誰かの誕生日パーティーでもあるの?

赤ちゃんが生まれそうなの?

暴走バスは、検問で多少止まったりしながらも、なんとか無事に7時間でカイロに到着。

あんなに飛ばしたのに、7時間もかかった…。

移動いつも疲れますね(-_-)

さあ、明日からカイロ散策ですっ♪

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コメント

  1. ブンタカ より:

    カルフールでお昼ごはん買えば、もっと美味しいものが手に入ったかも?
    でも教えてくれた日本人ダイバーさん、スーパーの向こう過ぎるっ!!
    暴走バスで事故されないで良かったですねぇ~?
    そうそう、テツ&ハナさんのブログで、ヤラセ写真見ましたよぉ!
    周さんの悪い顔にユキさんの黒い笑顔に笑ってしまいました(笑)

    • yuki より:

      カルフールは、最初にインドネシアで見つけた時から、私たちのオアシスなんです♡
      カルフールの向こう側って言っても、歩いていけるとは言ってなかったので、
      勝手に私たちが歩けると思ってしまったミスでした( ´Д` )
      リアルタイムは、てつはな夫婦とナミビアです♡
      ヤラセ写真で二人のブログに貢献させてもらいましたヽ(゚∀゚)ノ