ラクダツアーの勧誘よりも激しい！？【エジプトギザのピラミッド】

エジプト、ギザの3大ピラミッドの記事の続きです！

 

クフ王のピラミッドを堪能した私たち（正確には周くんだけ）は、歩いてピラミッド周りを観光します。

ピラミッドの周辺では、

 

「ラクダに乗らないかい？」

 

と、声をかけてくるエジプト人が、相当ウザイ！！と有名。

 

しかも、高額な値段を吹っ掛けてきて騙してくるとか、

写真だけ撮っていいよ！お金はいらないよ！って言ってきたのに、写真を撮ったらチップを請求されるとか、

いろんな噂をネット上で拝見しました。

 

 

そんな噂通り、ピラミッドの周りにはたくさんのラクダが！！！！

 

 

 

一体どれだけウザいんだろうねーって、周くんと話しながら歩いていると、早速声をかけられました。

 

「一緒に写真撮ってーー！！」

 

ほら来た！！！と思って振り返ると、声の主はラクダ使いのエジプト人ではなく、現地の学生さん。

 

日本人観光客が珍しいのか、一緒に写真を撮りたいとのことで、はい、チーズ♪

 

 

嬉しそうに「ありがとー！」って言って去っていきました。

 

 

じゃ、私たちも観光を続けようか・・・と思ったら、

「私とも写真撮ってーーー！」

 

「こっちも一緒に撮ってーー！！！！」

 

どんどん寄ってくる学生さん達。

 

あっという間に囲まれて、写真撮影大会が始まりました。

 

 

1人の子と撮っている最中にも、真上から自撮り棒が降りてきて、たくさんのカメラに囲まれる私。

 

最初は声かけてもらえて嬉しかったんだけど、、、もう、キリがない！！！

 

腕を掴まれ、あっちへ、こっちへ、ハイ、チーズ♪ハイ、にっこり♪

 

全然、周くんのところに戻れない！！！

 

「ちょ、ちょっとごめんね！もう終わりだよーー！！

周くん、たすけてぇ～～」

 

 

なんとか集団をかき分けて、周くんの元へと戻りました。

 

おかしいな、ラクダを連れたエジプト人がめっちゃ声かけてくるんじゃなかったの！？

 

学生にすんごい囲まれて、めっちゃ写真撮られた！！

 

 

その興奮を周くんに伝えていると、追いかけてきた学生たちがまた、

 

「一緒に写真撮ろ～♪」と。

 

別に急いでいるわけでも無いから、いいんだけど…。

でも、私たちも観光したいし、これじゃ全然動けない。

ある程度写真撮ったら、申し訳ないけどお断りしよう。

 

「どうして私と写真を撮りたいの？外国人と写真撮る、授業のノルマとかあるの？」

 

「あなたが美しいからよ♪」

 

「え・・・？う、うつくし、美しい？そ、そうなの？嬉

じゃあ、もうちょっと写真撮るーー？(ﾟ∀ﾟ)」

 

 

その言葉をすっかり信じ込み、私はエジプトではモテる顔なのかもしれないと思って調子に乗って写真を一緒に撮りまくりました。

今ごろ、エジプトの若者の間で私の写真がシェアされまくっているでしょう。

後で聞いた話ですが、アジア人はよく、こういった観光地で写真撮ってーって囲まれるみたいです。

私がエジプト美人だからというわけでは無いみたいです。

いや、もしかしたら1％くらいは美人だと思って、撮ってくれた子がいたかもしれません。

さあ、周くん、次に行きますよ！！！

「ハイ、チーズ♪」

 

 

囲まれてるーーー！！！！( ﾟДﾟ)！

 

勘違いしちゃだめだよ周くん！！！

決してイケメンだと思われてるわけじゃないからね！！アジア人、みんなこうなるんだからね！！( ;∀;)

 

 

人ごみをかき分け、私たちはラクダを探します。

実は、エジプトの砂漠で、ラクダに乗ってみたかったんですよね♪

騙されるとか、胡散臭いとか言われることもあるけど、やっぱりピラミッド見ながらラクダに乗るって、雰囲気いいじゃないですか♪

「ラクダ、乗らない？安いよーー！！」

 

早速声をかけられました。

 

でも・・・

 

 

すんごい怪しいぃぃぃいーーー！！！！

 

「せっかく声かけてきてくれたけど、どうする？この人にお願いする？」

 

「でも、見た目なんか怪しくない？どうなの？いきなり信用していいの？」

 

 

「ノープロブレム！ノープロブレム！！！」

 

そう言ってくる人が怪しいんだよぉぉぉおーーー！！！(´ﾟдﾟ｀)

ノープロブレムって言われて、めっちゃプロブレムだったことあるからね。

 

「よし、ここは一応値段を聞いてみよう。」

 

私たちは、入り口に貼ってあったラクダツアーの張り紙を控えていました。

 

 

30分で100ポンド。これがきっと正規。

 

「値段か？1人100ポンドだ。2人で200ポンド。ＵＳドルじゃないよ、それ以上は取らないし、写真代も全て含まれてるさ！」

 

正規の値段だ。。。そしてこれから聞こうと思っていたことも全て言ってきた。

 

ラクダに乗った後に、追加料金を請求されるんじゃないか…

不安はあったけど、2人で200ポンド、写真も、ガイドも、全てそれに含まれるということを確認し、彼に任せることにしました。

 

私たちを乗せてくれるラクダはこの子。

 

 

よだれだらけの口をぐっちゃぐっちゃしてます。

 

「よろしくね！楽しい旅にしようね！」

 

 

なんとなく、笑ってくれたような気がします。

 

ラクダは意外と背が高い。
そのため、乗る時には一度、立ってるラクダを座らせないといけないんです。

 

ラクダ使いのおじさんが、棒で刺激しながら座るように指示。

 

すると、

 

グェェエエエエウゲェェエエエエエー

 

って声を出しながら、なんとかラクダが座ってくれます。

なんか嫌々じゃないですか？このラクダ。乗っていいの？

 

ラクダが立ち上がる時は、めちゃくちゃ不安定で、前や後ろから落ちてしまいそうになります。

 

意外と高くて怖い。

 

 

そして乗り心地は・・・

 

最悪っ！！！笑

 

 

全然優雅じゃなかった。ゴツゴツしてて、バランス悪くて、お尻や足の変な筋肉すごく使う。

10分くらいで降りたかったけど、のんびりのんびり、ピラミッドを眺めながら周辺を歩き回ります。

ピラミッドがよく見えるところで、ラクダ使いのおじさんが写真をたくさん撮ってくれます。

 

 

 

 

「じゃあー、次は、ラクダから降りて撮ってみようか！！」

 

ラクダから降りるってことは・・・

 

「ほら！！座れ！！座れ！！いいから！座れ！」

 

 

グェェエエエエウゲェェエエエエエー

 

 

やっぱりすんごい嫌々だよこの子！！！

 

そんな不機嫌なラクダの前で、エジプトっぽいスカーフを巻いて記念撮影！

 

 

 

おじさんね、すんごい一生懸命私たちを撮影してくれるんです！

 

だから、ここに載せきれないほどたくさん、いい写真が撮れました。

 

 

 

 

 

 

30分でお願いしたのに、1時間もラクダに乗せてくれて、スフィンクスの見えるところまで連れて行ってくれたおじさん。

 

 

 

なのに、最後にお支払いをするとき、最初の言い値の200ポンド（約1200円）しか請求をしませんでした。

 

「もし君たちがハッピーだったら、お金をくれたら嬉しい！」

 

道中、そんなことを言っていたおじさん。

 

もちろん、とても楽しませてくれたおじさんと、嫌々でも頑張ってくれたラクダに、チップを渡しました。

 

こんなに気持ちよくラクダツアーができるなんて、思ってませんでした(*´ω`*)

 

最後は、ピラミッドが見えるケンタッキーへ。

 

 

 

ピラミッドを出ればすぐそこは街。

砂漠のど真ん中じゃないんだなー。

 

お馴染みのケンタッキーを食べながら、古代のピラミッドを眺めてるだなんて、なんだか変な感じです。

 

 

読者のみなさんにお願い(*’ω’*)

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