車上荒らしに遭ったレンタカーでフランス中を走りました。

フランスのトゥールーズの街で車上荒らしに遭った私たち。

詳しくは1つ前の記事をご覧ください。

被害にあった時は夜中だったため、割れた窓の車内で車中泊をしました。こういう時、周くんがいてくれて本当に心強いです。

今日は朝からレンタカー会社に行って、窓の割れたレンタカーをどうにかしないことには旅も続けられません。

幸いにも、私たちが借りたレンタカー会社はバジェットと言って、大きな会社だったためフランスにもありました。

風でスースーする車を走らせながら、レンタカー会社のあるトゥールーズ・ブラニャック空港へと向かいました。

いくら空港の駐車場とは言え、窓が割れたままの車から離れるときの心細さと言ったらありません(/_;)

そもそも窓ガラス割ってまで入ったクセに、なんで貴重品は盗っていかないんだろう…と泥棒の目的がわかりません。

早くちゃんとしたレンタカーにチェンジしてもらうなりして、安心して旅を続けたいです。

空港内のバジェットに着き、ポリスレポートを見せながら事情を説明し、スタッフに私たちのレンタカーの登録番号を検索してもらうと、なんと存在しないとのこと。

登録番号が出てこないと、フランスで新しいレンタカーにチェンジすることもできないそうなんです。

私たちが借りたスロバキアはフランスから遠すぎて、連携があまりうまく取れていないようでした。

まさか、このままスロバキアまでレンタカー返しに行ってこいとか、言われないよね？不安( ;∀;)

フランスからスロバキアまでは2000kmもの距離があります。今からその距離を走って、旅を再開することは不可能です。

スタッフは、バジェットに連絡し対応を相談してくれました。

スロバキアバジェットからの返事は、とりあえず割れた窓を私たちが修理に出したら、レンタカー返却時に修理費を渡します、とのことでした。

スロバキアには戻らなくてもいいみたいです。これで予定通りレンタカー旅が続けられます(*´ω`*)

その後、フランスのバジェットのスタッフは、車の修理屋の住所と、修理屋に事情が伝わるようにフランス語でメモ書きをしてくれました。

そして、相手に伝わらなかったら私に連絡して！と、名前と連絡先まで書いてくれて。

困ってるときに親切にしてもらえると、本当に心に染みます。

さあ、お次は車の修理屋へとレッツゴー！！

窓も割れたままだし、また車上荒らしに遭ってないか心配になりながら駐車場に戻りましたが無事でした。

直すまでは、毎回こうやって不安が続くのかと思うと辛いです( ;∀;)

紹介してもらった車の修理屋は、Carglassというところ。

一つ目に向かった場所は、予約が1週間先までいっぱいだったため諦めて、違う店舗へ。

二つ目の店舗では、窓ガラスを発注して届くまでに数日期間が必要だと言われました。

レンタカー旅の残りの日数も少ないし、ここにそんなに滞在できないなぁ…と悩んでいると、プラスチックカバーで応急処置ができると教えてもらいました。

しかもそれなら、今すぐやってくれて、1時間もしないで修理が終わるとのことだったんです。

割れたままの窓では不用心だし、プラスチックカバーをしてもらうことにしました。

車上荒らしに遭っちゃって、私たちどうなっちゃうんだろうってずっと不安だったけど、これでやっと旅が再開できそうです！

そして修理した窓がこれ。

プラスチックを窓の枠の大きさに切って、テープで止めただけのもの。

隙間も空いてるので走り出すと風がスースーします。

これで修理費47ユーロ。

応急処置とは聞いていたけど、こんな簡単なものだっただなんて。。。

自分たちで修理できちゃいそうなクオリティ。

それでも窓の穴がふさがったことは、私たちにとっては喜ばしいこと。

テープ剥がしちゃえば窓がオープンになっちゃうから、あまり安心できないけど、

私たちの旅はこのレンタカーで、もうしばらく続けることができそうです(*’ω’*)

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