この油はお肌にいいですよ！と言われて塗りたくる観光客。【ダナキルツアー】

ダナキルツアー3日目。

 

今日はなんと、4時半起き。2泊3日のダナキルツアーは、朝が早いです。

 

 

まだ空も暗い中、車に乗り込んで目的地を目指します。

 

 

日の出の瞬間は、車を停めて山の方角を眺めます。

 

 

 

大自然の中で見るサンライズは、とても素敵。ね、周くん？

 

 

 

・・・朝のおトイレ中でございました(´;ω;`)

 

 

 

今日は、ここで朝ごはん。

 

 

パンに卵を挟んだサンド。すごくシンプル。

 

 

 

「コーヒーもあるから飲んで行けよー！！」

 

エチオピアコーヒーって、有名ですよね(・∀・)

 

あまり普段コーヒーを飲まない私でも、本場のコーヒーはちょっと飲んでみたい。

 

ん？ちょっと待って。

 

 

 

ネスカフェやないかーーーい！！！！( ﾟДﾟ)

 

 

 

 

ツッコミどころ満載なダナキルツアーも、今日で最終日です。

 

まず本日最初に向かったのが、ダロール火山。

 

車を停めて、緩やかな岩場を登っていくと、だんだん鼻にツンとする刺激臭が。

 

 

「な、なんなんだこの色はーーーー！？！？(´ﾟдﾟ｀)」

 

 

岩場を登り切った場所にあったのは、黄色と緑に染まった大地。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この場所は、【まるでナメック星に来たようだ】と表現されることもある、まさに異世界。

 

硫黄成分が地下から湧き出ているため、こんな色に見えるんだって。

 

 

ガイドに、「もしこの水の中に入ったらどうなるのー？」って聞いたら、

 

「消えてなくなるだろう。」って怖いこと言われました( ;∀;)

 

写真に夢中になって、ポチャンって落ちないようにしなくちゃーー！！

 

 

 

刺激的な景色を堪能した後、車に乗ってすぐに到着したのがここ。

 

 

ここは、雨や風で削られた、不思議な形をした塩の岩々が特徴なんだって。

 

アメリカや、カッパドキアでも見たけど、どうして雨や風が削ると、ち〇このような形を形成してしまうんだろう。

 

 

 

 

ゆき「ねーねー周くん、見てよー、あの形ー( *´艸｀)」

 

周「え？なに？」

 

 

もう帰りたいモード入ってるぅぅぅううーーー(´ﾟдﾟ｀)

 

 

疲れが溜まり、暑さもあるせいか、車から降りるのもためらっていた周くん。

完全に飽きてしまってる！！！3泊4日のツアーにしなくて良かった…。

 

 

 

さぁ、もう帰るのかなーと思いきや、またすぐに車は停車。

見どころたくさんのツアー、まだまだ観光する場所はあるようです。

 

 

この茶色い湖は、油が湧いているんだって。

 

 

ここら一帯は、硫黄が湧いたり、塩湖があったり、油が湧いたり、一体どうなっちゃってるんでしょう(;・∀・)

 

ちなみにこの油、お肌にいい成分があるらしいんです。

 

でもね、動物が飲み水と勘違いして飲んだら死んでしまうようなこの油、肌にいいって言われてもねぇ。。。

 

肌にいいって言われると、泥でもなんでもすぐに塗りたくる観光客って、いるんですよねぇ～、

そんなもの塗るより、高級な化粧水買ったほうが絶対お肌にいいのに、ケチな人ほどこういうのを塗りたくるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

…私はケチです。よく言えば節約家です。

 

 

 

 

そしてアサレ湖へ向かう途中、ラクダのキャラバンに遭遇しました。

 

彼らは、ラクダと共にメケレの街から歩いてきて、塩を採掘して運びます。

 

なんと、メケレの街からここまで歩いて7日間もかかるんだって！！！

 

地面を掘る人、形を整えてまとめる人、カンカン照りの太陽の下、作業は続きます。

 

 

 

 

人間たちが掘った塩を運ぶラクダやロバも、側で待機。

 

 

ロバの辛そうな顔と言ったら・・・。暑い中、ちょっとうつむき加減で切なそう。

 

 

 

 

その反面。

 

ラクダは、なんかちょっとイラっとする顔してる！！(´ﾟдﾟ｀)

 

 

 

半笑いだったり、ヨダレだらけの口をモグモグしてたり、イラっと来るけど憎めないラクダ！！

 

そんなラクダは、1頭で100㎏もの塩を運ぶんだって。

 

ちなみに塩は5㎏で50ブル（約200円）で売れます。

 

 

炎天下の中、こりゃすんごい大変な力仕事です。

 

 

 

塩が掘れるとだけあって、この近くにはアサレ湖という絶景の塩湖があります。

 

 

 

 

周りには何もなくて、うすーーく張った塩湖が太陽を反射してキラキラまぶしい。

 

南米のボリビアにあるウユニ塩湖も、こんな感じなのだろうか…？♡

 

 

ここを最後に、私たちのダナキルツアー2泊3日は終了！！！

 

マグマの火山をはじめ、地球の大自然を肌で感じた3日間。

 

そして、日本で過ごしてきた私では想像できないくらい、貧しくて、過酷な生活をしている人々にもたくさん出会いました。

 

裸足で、服がボロボロの子供達。

 

アフリカのどこかに、そういう生活をしている人がいるんだろうなってことは、なんとなく知っていました。

 

実際にアフリカへと足を運んで、想像以上に貧しい生活をしている人がたくさんいることを目の当たりにして、

日本に生まれて不自由なく生活できていることが、本当にありがたいことなんだと改めて感じました。

 

ダナキルツアーを終え、今度は南部の民族の生活を覗きに行ってきます！

 

 

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