世界にはたくさんのダイビングスポットがあることをご存知ですか?
水族館で見るような魚たちを、本物の海で、間近で見ることができるのがダイビング(*´ω`)
せっかく世界中を旅行するんだから、綺麗な透明な海にも潜ってみたい!
体験ダイビングをやっているところもあるけど、
どうせやるなら資格を取って、正しい知識と確かな技術を身につけて楽しみたいですよね♪
あ、ちょっと聞いてください。「ダイビング」って変換する時に間違えて「ダイビン」で変換しちゃうと、
「大便」って毎回出てくるのどうにかならないですかね?
今後「大便」って誤字があったらそれはダイビングのことですからご承知を。
話を戻して・・・
そんなきっかけから、周くんと二人でダイビングのライセンスを取ることにしたんです。
10月くらいの出来事ですが、思い出して書いていこうと思います♪
私たちが挑戦したのは、1番初心者のオープンウォーターダイバーという資格。
2人以上のダイバーと一緒に18mまで潜ることができます。
ダイビングショップに申し込みをすると、実技の日までにやるべき宿題が送られてきます。
安全にダイビングをするための知識が詰め込まれたテキストと、DVDです。
久々に勉強頑張りましたよ!休日にコツコツと、学生時代に戻ったかのように勉強しました。
勉強のために徹夜したのなんて久しぶりでした。(全然コツコツできてない)
ある程度の知識を頭にたたき入れ、いざダイビングショップへ!
インストラクターさんに、「体験ダイビングとかやったことあるの?」って聞かれましたが
私たちの答えは「NO。」
いやあ、シュノーケルならやったことあるんだけどね。
ダイビングに触れたこともないのにいきなりライセンスを取ろうとする人はなかなか珍しいみたい。
それもそのはず、ライセンス取るのに約6万ほどのお金がかかります。
払ってからキャンセルだなんて痛すぎる・・・(゜_゜)
そのため、体験をしてからライセンスを取るか決める人が多いようです。
でも私たちは思ってました。急にキャンセルすることなんてないだろう。
時間がかかったとしても、ライセンスが取れないなんてこともないだろう(゚∀゚)と。
6万のお金がパアになるなんてこれっぽっちも思ってなかったけど、
パアになる可能性が私にはありました・・・。
それは実技練習が始まってからわかったことです。
体験ダイビングをしたことがない私たちは、1日目はプール実習からでした。
陸上で機材の使い方を習い、水の中で呼吸をすること、浮き沈みの練習をしました。
オープンウォーターダイバーでは、緊急時の対応も練習します。
口からレギュレーター(呼吸するやつ)が外れたときの対応や、
マスク(目と鼻を覆うゴーグル)が外れたときの対応です。
いざという時にパニックを起こさないためにも、わざと自分で外して練習します。
インストラクターさんがやったのを見て、次に周くんがやります。なんなくクリア。
次は私の番。
レギュレーターを口から外します。またすぐ口に付けるので、ほんの数秒息が吸えないだけなのに、
なんとも言えない恐怖感が私を襲ってきました。
とても耐えられなくなり、急浮上。
今回は浅いプールだから大丈夫だけど、
ダイビングでは深い海からの急浮上は危険も伴うため、基本的にやってはいけないこと。
でも耐えられない。怖い。命綱のレギュレータを外すなんて、バカなの!?( ゚Д゚)って思いました。
お次はマスククリア。
シュノーケルでも使うのと同じマスクをしているんだけど、それに水が入ったり、
外れたりしたときの練習をします。
これも周くんはクリア。
私はというと、マスクに水が入ってきた瞬間におぼれてまた急浮上。
水が入ってきても、レギュレータをくわえているので呼吸はできるはずです。
なのにできなくなる。恐怖で手がブルブル震えちゃう。
この恐怖感の原因は・・・。
閉所恐怖症。
そう、私閉所恐怖症なんですよね(・ω・)
閉ざされたところにいると、酸素が無くなってしまう気がして、息苦しくなる。
小さいころから、なんとなく狭いところが怖いのはあったんだけど、
20歳になったころに、いきなり電車で過呼吸になったのが最初の症状。
いつも乗ってる地元の電車だったのに、急に怖くなって息苦しくなって。
なにがきっかけだったのかはさっぱりわからないんだけど…。
会議室も息苦しいし、混んでるバスや、渋滞の時のトンネルも息苦しい。
このままじゃ生活に支障が出ちゃうと思って、
看護学生の時に使ってた精神科の教科書引っ張り出して、探しました。
私の症状は閉所恐怖症もそうだけど、広場恐怖、パニック障害とも近い。
酷くなると、恐怖のせいで家からも出られなくなっちゃうんだって。
そんなのは困る!と思って、自分なりの認知行動療法をはじめました。
狭いところで酸素が無くなる気がしちゃうという、間違った考え方を修正する療法です。
専門の医療機関でやるのが本当なんだけど、
精神科に行くのに抵抗があった私は自己流でやっちゃいました(´・ω・)
そのおかげか、電車は今では普通に乗れるし、会議室もエレベーターも怖くないです。
閉所恐怖症を克服したいから、ダイビングも逃げないで挑戦しようと思ってたんです。
でもダイビングは本当に怖かった!!!
電車は酸素あるの当然だけど、水の中は酸素無いに決まってるじゃない!!
それが怖くて怖くて、息ができなくなって。
プール実習のお昼休憩で、かなり落ち込みました。
こんなんじゃ深い海になんて潜れるわけない、海の底でパニックになって急浮上したらどうするんだと。
そもそも急浮上もできなくておぼれたらどうするんだと。
周くんに、怖いからダイビングのライセンスを取るのは辞めたい、って言いました。
でも、「ちょっとずつやればできるよ!俺たちの目的を忘れたの?」って言われ。
目的…。世界中の海で綺麗な景色を一緒に見ること。。。
でもそんな余裕はその時の私には無かった。
午後は4.5mのプールでの練習。
ブルブル震えながら、恐怖におびえながら、
3時間ほどかけてやっと、レギュレーター外しとマスククリア(マスクを外して付け直す)ができました。
これはプールの実習で、手前の周くんがグッド♪って私にやってるところだけど
全然見えてませんでした(´・ω・`)
でも終わった後は達成感あって気分が良かったです!
あの時周くんに背中を押してもらえて良かった!って後になって思う。
その時は恐怖で逃げ出したくて仕方なかったけど((+_+))
その日の夜は、頑張ったご褒美に海鮮尽くし♡
そしていよいよ、2日目は海での実習です!!!
つづく・・・♡