エジプトと言えば、ピラミッド♪
有名なピラミッド周辺は、旅行者の間では、ぼったくられることでも知られています。
馬に乗らないと、入場できない!って言って、馬に乗るのを勧誘してくるとか、
入り口はこっちじゃない!って言って、旅行代理店連れてくとか、
調べれば調べるほど、ピラミッドに辿り着けんの?ってくらいに、いろんな情報が出てきます。
私達の泊まっていた、Wake Upホステルという宿からはツアーが出ていて、
ギザの3大ピラミッド、
階段ピラミッド、
メウフィスなどを巡り、
日帰りで専属タクシーが連れて行ってくれるツアーが、3000円くらいでありました。
騙されるのも嫌だから、ツアーを頼むのも1つの手段かと考えたけど、
やっぱり自分たちで公共交通機関を乗り継いで行った方が、断然安く済むんですよね!
騙されなければ…笑
カイロの中心地から、タクシーやバスを使って、ギザのピラミッドまでは、約1時間。
しかし、道路はいつも渋滞が激しいので、ギザまで電車で行くほうが、時間の節約になることも。
最寄りの地下鉄から、ギザ駅へ向かいます。
地下鉄は、どこまで行っても2ポンド。
ギザ駅を降りたら、バスに乗ってピラミッドの入り口近くまで向かいます。
このバス代も、1人2ポンドなので、ピラミッドまで片道4ポンド(約24円)と、
ツアーやタクシーで行くより、かなりお得です♪
ただ、ギザ駅を降りたら、現地の人ぽく見えても騙してくるから気をつけろ!と言うくらい、
ギザ周辺は、ぼったくる人が多いそう。
私達も、電車の中から気を張っていました。
ギザ駅で電車を降りると、若い兄弟に声をかけられました。
「君たち、ピラミッドに行くのー?」
「そうだよ!」
「偶然だね!僕も今、弟をピラミッドに案内するところだったんだ!ついでに一緒に行こうよ!」
中学生くらいの弟を連れたお兄ちゃん。
他愛もない話で盛り上がりながら、ピラミッド行きのバスが来る通りに向かうと、
「そういえば君たち、ピラミッドの入り口は2つあるのを知っているかい?」
「現地の人と、観光客用の入り口でしょ?」
「そう、僕が一緒なら、現地のほうから安く入れるから、一緒に行こうね!」
「遠慮しとくよ、観光客用のほうから入るよ。」
「いやいや、それに馬に乗らないと入れないから、僕が案内してあげるって!」
出たぁぁあーー!
馬のボッタクリのやつやん!
「ピラミッドはとても広いから、馬に乗らないととても回ることができないのを、知っているかい?」
「それね、有名な騙しの手口って知ってるから。馬に乗らなくても入り口は入れるし、歩いても十分回れるよね。じゃ、さよなら。」
「ちょっと待って!!馬!うまぁぁあ!」
下調べをしていなかったら、危うく親切な誘いに乗ってしまうところでした。
兄弟に別れを告げ、乗ったバスでは、現地の人に、
「ピラミッドはここで降りるんだよー!」
って教えてもらえました(´ー`)
そこから入り口までは、坂道を登るように真っ直ぐ歩きます。
途中、何人かのエジプト人に、
「そっちには入り口は無いぞ!こっちだ!」
って引っ張られますが、お断りして我が道を行きます。
ちなみに、こっちだ!って言われたこの入り口のようなものは、ラクダや馬に乗るところ。
いろんな声かけを、右から左に流しながら歩けば、やっとチケット売り場に到着です。
チケットは、年々値上がりしているようです。
入場料120ポンド(約720円)、
最大の大きさを誇る、クフ王のピラミッドの内部に入るのは、別料金で300ポンド(約1800円)です。
あまりの大きさに、チケット売り場に辿り着く前から丸見えだったピラミッド。
あの有名なピラミッドを見上げることができるなんて、感動です!!
ギザのピラミッドは、約4700年前に作られ、10万人のエジプト人が、20年の歳月をかけて作ったんだそう。
しかし、何のために作られたのかは、世界中の研究者が調べているのに、まだはっきりとしたことはわかっていないそうなんです。
王の墓説は、有名ですよね。
私も、ピラミッドは王の墓で、中にはミイラが入ってると思ってました。
でも、実はピラミッドからミイラは1体も、見つかっていないそうです。
1人の王が5つものピラミッドを作ったこともあり、もしピラミッドが墓なら、それだけの数があるのもおかしいですよね。
他には、天文時計説もあります。
日照の角度に合わせて作られているため、ピラミッドの影を見ることで、1年を正確に判断することができるんだそう。
でも、古代エジプトでは、すでに天文知識があり、正確に暦を判断することができたため、ピラミッドのような天文時計を作る必要がないという、否定説もあります。
じゃあ一体、何のために…?
ピラミッドの側にある、河岸神殿という場所では、遺体が運ばれてきて、魂と肉体を分ける儀式が行われていました。
そしてその後、ピラミッドに来世の神々がやってきて、そこで死後の世界へ向かう儀式をしていました。
だから、ピラミッドは、死後の世界を現わしている場所と考えられ、その儀式を行うための施設として作られた、という説が有力みたいです。
古代エジプト人の、死は終わりではなく第二の人生の始まりという考え方が、ここに現われているんですね。
ここには、9つのピラミッドがありますが、その中でもクフ王のピラミッドは、最大の規模。
300万個の石を積んでおり、146mもの高さがあります。
こんなに壮大でどデカイのに、ビックリするくらい精密に作られていて、4700年経った今でも水平を保っています。
そんな、クフ王のピラミッドに入るチケットを買った私達。
先着300名の限定ですが、チケット、残ってましたヽ(゚∀゚)ノやった!
テレビでしか見たことない、あのピラミッドの一部に、今立ってるなんてぇーー!!!♡
ここから、すぐそこに街が見えます。
ピラミッドって、砂漠のど真ん中にあるわけじゃないんですね(´ー`)
正確な三角形のピラミッドの一部にぽっかり空いた穴。
ここから、クフ王のピラミッドの内部へと進んでいけます。
一歩、二歩、歩みを進めていきます。
真っ暗な空間に、少しの明かり。
石に囲まれ、狭くなっていきます。
「あ、、、私、怖いかも。もうダメ。ギブアップ。」
閉所恐怖症の私。
ピラミッドの内部、ダメでした。
10mほど進んだところで、引き返しました。
あぁ〜せっかく1800円も払ったのにぃ。
1m、180円かぁ。泣
周くんだけ、クフ王のピラミッドの奥まで入っていってもらいました。
中は、蒸し暑く、どんどん狭くなっていって、子供でも中腰にならないと進めない広さ。
しばらく進んでいくと、パッと開けた部屋に出るんだそう。
そこには、石の棺のような入れ物がポツンと置いてあります。
周りの壁は、外の石とはまた違う、紺色のような石で、寸分の狂いもないような真四角の石でできているんだそう。
4700年前に、これを作る技術があるなんて、ほんと驚きです。
その頃、日本は縄文時代。
日本人が一生懸命、貝塚っていうおっきなゴミ箱を作ってた時に、
エジプト人は146mのきっちりと正確な、石の山を作ってたのかぁー。
ちなみに、クフ王のピラミッド内部の写真撮影は禁止なので、ここにはありません。
でもね、、、
中で写真を撮ってる人は、たーくさんいたみたい。
一応係員が時々いて、注意をするものの、写真を撮ってた観光客が係員にお金を握らせると、
注意をするのを辞めちゃうんだって。
なんのためのルールなのか、わからなくなっちゃいますよね。
きっと、重要な文化財を守るとか、
狭いピラミッド内で混雑しないようにとか、
いろんな理由があって、写真撮影禁止ってルールがあるはずなのに、係員がそれってねぇ。。。
クフ王のピラミッドを後にした私達は、今度はラクダを探します。
ウザいと噂のラクダ乗りの勧誘…でも、それよりも大変なことがありました。
長くなっちゃったので、続きはまた明日ヽ(゚∀゚)ノ
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コメント
やっぱりピラミッド周辺はウザイ勧誘や詐欺やボッタクリで溢れてるのねぇ~!!
閉所恐怖症のユキさん、ギザのピラミッドの中に入れなくて残念でしたね?
周さんを待ってる間、セクシーな真っ赤な下着をチラチラ見せて、イケメンを誘惑してたのかな?(笑)
ウザいラクダ乗りの勧誘よりも大変な事って・・・周さんがピラミッドの中でオナラしたのがバレたのかっ!?!? (笑)
ギザのピラミッド、10mだけでも入れたので、それで満足です♪笑
周くんを待っている間は、ピラミッドの外で起きていた殴り合いの喧嘩を見物していました。
残念ながらイケメンではなく、小太りのおじさまでした。
ピラミッドの中でオナラしたかどうか、、、聞くのが怖いですっ!!(´゚д゚`)