考古学博物館で見たもの。ツタンカーメンに会いに。【エジプト・カイロ】

エジプト考古学博物館には、遺跡から発掘されたミイラや、王のマスクなど、20万点もの貴重な文化財が展示されています。

今日は、そんな博物館へ、古代エジプトを感じに行ってみることにしました。

9時オープンの博物館、10時に行ったのに、もう観光客でいっぱい!

博物館の入場料は、120ポンド(720円)。

ちなみにエジプト人は、10ポンド(60円)で入れます。

昨日のラクダに乗ったまま行けば、エジプト人に見えて10ポンドで入れたかもしれないのになぁ~惜しいっ。

博物館の中のミイラ館に入るには、別料金150ポンド(900円)かかりますが、

博物館の入場料とミイラ館のセットチケットを、240ポンド(1440円)で買うことができるので、

最初からミイラ館に入ることが決まっているのなら、セットのチケットを買うほうがお得です♪

値段は年々値上がりしているみたいです。(上記値段は2017年12月)

博物館の中に入ると、大量の展示物が!!!

石像や、

色まで残っている絵画、

こんなに綺麗に数千年前のものが残っているのかと思うと、不思議な気持ちになります。

これ、最近作ったものなんじゃないの?ってくらい、綺麗な像もあれば、、、

今にも崩れてしまいそうな生首まで。

これは、ミイラが入っていた棺。

蓋は、金が残っていて高級感が溢れています。

広い博物館の天井を支える太い柱。

でもこっちは、多分発掘された柱。

あまりに展示物が多すぎて、博物館の一部と化していて見逃しそうになっちゃう(´゚д゚`)

こんなふうに隅っこに追いやられている展示物だって、きっと貴重な掘り出し物だよね!?

売ったらすごい値段になるようなものだよね?

このボロボロ感は、頑張って発掘した感が伝わってきて、個人的に好き。

だって、腕とか足とか、無くなっちゃってるのに、

両乳首はちゃんと残ってるなんて、なんの奇跡!?って思いません?

一番無くしそうなパーツだよ、乳首なんて。

この博物館の大目玉は、黄金のツタンカーメンのマスク。

3300年前に作られた黄金のマスクは、ほぼ完全な形で出てきたので超貴重なんだって。

しかもこのマスク、なんと300兆円の価値がつけられているんだとか。

このマスクを手に入れることができれば、焼き肉食べ放題に100000000000回くらい行けます。

ツタンカーメンの黄金のマスクは、写真撮影も禁止。

警備員も、写真撮ってる人を見つけては注意し、その場で消させていました。

でもやっぱり、混雑している中では、全部注意しきれない。

警備員の目をすり抜け、写真を撮ってる人もいました。

そういうのを見ると、どうしても納得いかない私。

写真撮ってたおじさんに、

「このマスクは写真撮影禁止だよ。」

って言いに行きました。

それでもヘラヘラしてるおじさん。

「ねぇ、なんで撮ったの?なんで?」

普段は英語が苦手で、周くんにお任せしがちになっているくせに、こういう時ばかりは英語が出るわ出るわ。

自分でもよくわからないけど、変な正義感が出てくることがあって、ダメって知っててルールを守ってない人を見ると、すごく納得いかなくなる。

後で冷静になってみると、全然関係ない人になんで怒ったりしたんだろうーって、恥ずかしくなるけど、

その時は頭に血がのぼって、どうしようもなくなるのよね(-_-;)

常に冷静でいられる人でありたいです。

ツタンカーメンの黄金のマスクでは無いけど、似たようなものは一般展示スペースにありました。

この輝きだけでも十分に美しいけど、ツタンカーメンのマスクはもっと金色が綺麗で輝いていました。

でも、そんなツタンカーメンのマスク、2年ほど前に清掃員が落として一部を欠けさせてしまったようなんです。

そして、強力接着剤で直してしまい、つなぎ目から接着剤ははみ出るわ、傷が付くわで、かなり問題になったみたいです。

300兆円もするマスクを壊しちゃったら、その清掃員、顔面蒼白でしょうね。

穴があったら入りたい思いだったでしょう。
まぁ、入れるような棺はいっぱいあるんですけど。

別料金のミイラ館は、パート1と、パート2と二つに分かれています。

チケットを持って最初にパート2に行くと、先にパート1から行くように言われます。

ミイラの写真撮影は禁止。

どちらも同じような感じだったけど、ミイラって、ほぼ人間ですね、アレ。

布に包まれているので、手足の一部と、顔だけしか見えなかったんですが、

髪の毛やまつ毛まで綺麗に残っているし、爪もリアルに残ってました。

「このミイラは若そうだね~」って会話ができるくらいに、

性別やなんとなくの年齢もわかるくらい、綺麗に残っているミイラ。

あの世へ旅立った魂が戻ってきたときのためと言っても、数千年前にこんな綺麗に遺体をミイラにする技術があったのが驚き。

ミイラをジーーーっと眺めながら、もし今、魂が戻ってきて起き上がったらどうしよう…、

「今は3000年後の世界ですよ。」って言って信じてもらえるのかなと、考えました。

それほど綺麗です。黒焦げの人間。って感じ。

エジプトに行ったら、考古学博物館は必須!です。

考古学博物館の情報

営業日:年中無休

営業時間:9:00~17:00

入場料:120エジプトポンド

ミイラ館:150エジプトポンド

入場料&ミイラ館:240エジプトポンド

写真撮影:50エジプトポンド

館内で写真撮影をしたい場合は、別料金を支払いチケットをもらう必要があります。

時々館内でチケットの確認をされるので、無くさないように。

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コメント

  1. ブンタカ より:

    考古学博物館、様々な遺物が展示されてて凄いですね!
    乳首に感動するユキさんもブレが無いですねぇ~(笑)
    数千年の時を超えて現代に・・・ミイラが生き返ったら恐いですねぇ~・・・
    ってユキさん「今は3000年後の世界ですよ。」って言って信じてもらえる以前に言葉が通じないと思いますが?(笑)
    あっユキさん、クレオパトラに間違えられなかった?

    • yuki より:

      私がもしこの遺跡を発掘する立場の人だったら、壊れやすくて無くしやすい乳首は、一番に守ろうと思います。
      きっと、この像を発掘した人も、私と同じ考えの人だったんでしょう(^^)
      ミイラに言語が通じないこと、考えてなかったー!!
      彼らの文字、鳥とか動物の絵で、さっぱり理解できないんです( ゚Д゚)
      クレオパトラに間違えられはしませんでしたが、ここでも学生たちに写真を撮ってもらいました(笑)