アンテロープキャニオンの探検を終えた私たち。
今日の宿はカウチサーフィンで知り合ったお宅です。
カウチサーフィンというのは、宿を探す旅人と、受け入れる一般のお宅を結びつけるアプリのこと!
受け入れてくれるホストは、旅好き同士の出会い交流を目的としているため、宿代は無料です。
旅の中でも宿代はかなり多い出費になるので、その出費を観光費や食費にまわすことができる利点や、
現地の現地の人たちとの交流ができる利点があります!!
ただ、一般のお宅に泊めていただくという点では、盗難や、性犯罪などもゼロではないため、口コミやプロフィールをしっかり見て、選ぶことが必要です。
私たちは、モニュメントバレーに行く途中で受け入れてくれるホストを見つけ、初めてのカウチサーフィンを利用してみることにしました♪
初めての私たちのホストは、ナバホ族の家族。
ナバホ族っていうのは、アメリカンインディアンの、古くから自分たちの伝統や文化を現在まで大切に残してきている民族で、
現代の文明を取り入れて生活している人も多いけど、今でも独自の方法で生活している人もいるんだって!
教えてもらった住所に向かうと、どこの部落にたどり着くかと思ったら、普通の大きな一軒家。
元気よく走ってきた7歳と、4歳の子供にあいさつをしました。
私「カワイイ娘ちゃん達だね♪」
ママ「下の子は、男の子なのよ(・∀・)」
2人共すごく髪が長いから、てっきり女の子かと思っちゃいました!
実はナバホ族は、髪を神聖なものとして扱い、男の子でも切らないんだそう。
ある程度成長したら切るみたいだけど、2人の子供は生まれてから一度も髪を切ったことはないんだって!!!
学校に行って、「男なのに髪が長くて女の子みたいー!!」ってからかわれることもあって、髪を切りたい!!って母に懇願しても、切らせてもらえないみたい!
こういうところで、ナバホの文化、考え方を引き継いで大切にしてきているんだね!!
パパは仕事でいなかったので、先に夕飯を作って待つことに。
日本と材料が少し違うから戸惑ったけど、夫婦でチャーパンと中華スープを作りました(*‘ω‘ *)
ガチャガチャガチャ…。
パパが帰ってきた!?
ナバホのパパ、一体どのくらいの長髪なパパが・・・!?!?
パパ「ただいま!!よく来たね(・∀・)」
って坊主だったーーーーー!!!!(´゚д゚`)
よくよく話を聞くと、パパは元々ナバホ族の出身では無いんだそう。あーびっくりした。
この日は夜遅くまで、ナバホの歴史を聞いたり、お互いの言語を教え合ったり、たくさん話をしました!
私は2割くらいしか理解できなかったけどね。
ぜーーーーーんぶ英語なんだもん!!!(当たり前)
すんごいレベル高いグループレッスンだわー、って思いながら聞いてました。
朝起きて、子供たちとレゴで遊んでいると、、、
ママ「ご飯できたわよー!!!」
ナバホ族の定番朝ご飯を作ってくれました!
このナンみたいなやつは、生地からコネて、手作りして焼き立て( *´艸`)
ふんわりモチモチの生地に、じゃがいもとコーンとベーコンを塩コショウで炒めたものをくるんでいただきます♪
ママ「余った分は、今日のお昼にでも食べなさい。」と袋に入れて持たせてくれました。
その袋を覗くと、レモネードと、フルーツもたっくさん!!
こんなにたくさんいいの!?!?
ママ「旅をしていると、いろんなことにお金がかかるものよ。ご飯なら私たちはたくさんあるから、持っていきなさい。
私も旅をしたことがあるからわかるのよ。旅を楽しんで。」
ママァァァァァアアアーン( ;∀;)!!!ありがとう!!!
ママ「これは、ナバホ族がつけてるネックレスよ。持っていきなさい。」
ジュニパーベリーで作られた、ネックレを首につけてくれました。
たった一晩泊まっただけなのに、私たちは何もできてないのに、こんなに親切にしてもらえるなんて…。
ママ「日本人がウチに来てくれただけで幸せよ。作ってくれたご飯もとっても美味しかったわ。」
料理そんな得意じゃなくて、調味料もよくわかんなかったから、そんなに美味しくなかったはずなのに、
そうやって笑顔で送り出してくれるなんて…。
いい人達すぎるんですけどーーー(>_<)
カウチサーフィンでこんな出会いがあるなんて思わなかったなー!!
この親切を、いつかどこかで多くの人に返していこうと誓った一日でした。
コメント
いいなーいいなーいいなぁーーー
人の優しさってすごく元気が出るよね!
行きたいけどお金ないぃー(´;ω;`)
旅する前にたくさん親孝行するの!!
親孝行ほんと大事っ!!
旅に出してくれる親には感謝だよ(*´ω`*)