ドイツでバスキング!どうしてあなたはチップを入れてくれたの?

今日は、ドイツのケルンの街でバスキングにチャレンジ!

世界一周の旅の費用が得られるだけでなく、現地の人々と出会い、話すきっかけができるバスキングの魅力にすっかりハマりました(*´ω`*)

さあ、バスキングはじめーーーっ!!の前に、まずは腹ごしらえから♪

ドイツでは、メニューにWurstと書いてあることが多いですが、それはソーセージのこと!

ドイツに来たからには、ソーセージを食べなくっちゃです(・∀・)

カレーソース&ソーセージ&フライドポテト!!

とってもボリューミーです!!ポテトが。

カレーソースは甘口、ソーセージは肉汁じゅわ~っと美味しかったです。

でも、ソーセージは輪切りにしないでそのまま丸ごと食べたかったなぁ( ;∀;)

またどこかでリベンジ決定です。

さて、人通りのあるところまで来れたことだし、バスキングをはじめることにしましょう。

歩行者天国の、ちょっとおしゃれなお店が立ち並んでるところです。

目の前にはL’OCCITANEのお店があります。

「そういえば私、昔バレンタインのお返しで周くんからロクシタンのハンドクリームもらったよね。」

「そうだっけ?それ俺?」

覚えていないようです( ;∀;)きっとお返しに困って、お母さんに何か買ってきてーって頼んだヤツだったんでしょう。

今回のバスキングは、周くんの趣味でやってる筆ペン。

名前を筆ペンを使って漢字で書きます。

私たちは、少しでも日本らしさを出すためにお祭りのはっぴを着るスタイル。

周くんは堂々としてますが、周囲の目を気にしちゃう私は、なんだかまだ、ちょっと恥ずかしいです。

小学生の時のリコーダーのテストで、クラス全員の前で吹かされた時と同じくらい恥ずかしいです。

バスキングを始めると、早速足を止めてくれた人が。

ディルクという名前の好青年。

「僕の名前を書いてくれるかい!」

「もちろんだよ!」

「あと、僕の友達が誕生日だから、プレゼントしたいんだ!」

「友達にもおめでとうと伝えてね!」

「パーフェクトな贈り物ができて良かったよ!」

旅を楽しんでね!と言って、さわやかに去っていきました(*´ω`*)

立ち寄らなくても、ニッコリと笑顔を向けてくれる人がとっても多くて嬉しくなります。

しばらくすると、私たちの周りをウロウロし始めたちょっと怪しい人が…。

ボロボロの服を着て、髪や髭も伸び放題、ちょっと近づくと長期間お風呂に入ってないようなニオイ。

ゴミ箱を漁って、捨てられていたポテトを嬉しそうに拾って食べてたところを見ると、ホームレスの人かなーと思いました。

その人が、チラッと私たちの方を見てニヤニヤしたり、何度も近くを通ったりしてて、

私たちは「貴重品盗られないように気をつけようね。」って話してました。

ずっと私たちの見えるところにいたけど、ニヤニヤして見てくるだけだったので、移動することなくバスキングを継続。

「こんにちは。私は日本が好きです。」

綺麗な女性が声をかけてくれました。彼女はセダ。

ドイツに住んでいるんだけど、日本の文化が好きで少し日本語も勉強しているんだって。

「あなたたちはどこのホテルに泊まっているの?」

「毎日レンタカーの中に泊まっているんだよ!」

「なんてこと!今週末、良かったらウチに泊まりに来ない!?」

まさか!!こんな美しい人が家に泊まってだって!?女神様かっ!!

手が震えて写真がブレるほど、私の次にきれいな女性。

あいにく週末は移動日のため予定が合わず、残念っ!!

でも笑顔も素敵で、話し方も優しくてあまりに素敵な女性だったから、

もし泊まりに行ったら、周くんがセダをドイツの妻にするところだったでしょう。

セダと話していると、「マネープリーズ」と言いながら、髪の長い男の人のような女の人のような人が来ました。

なぜかその人は裸足で、ボロボロの服、額には絆創膏、そして泣いていました。

一体何があったんだろうか…。

お金はあげられません、と言うと、私たちの持ってる段ボールとペンを貸してほしいと。

段ボールに何やらドイツ語で書いて、そして私たちから少し離れたところで物乞いを始めました。

今まで何度も物乞いの人を見たことがありますが、彼(彼女?)のようにグスングスン泣いてた人は初めて見ました。

何かちょっと心配になっちゃう人でした。

その間にも、さっきのホームレスの人は私たちの周りをウロウロ…。

私たちの周りから人がいなくなると、突然、私たちの目の前にホームレスの人が来ました!!

ニヤニヤしながらだんだん近づいてきて・・・、

チャリン。

ポケットから小銭を取り出して、私たちのチップ入れにコインを入れました。

「えっ!?どういうこと!?」

びっくりして顔を見合わせる私と周くん。

筆ペンをやってもらいたい訳でもなさそうで、ちょっと会釈して去っていきました。

突然のことに固まる私たち。

だって、お金に困ってるんじゃないの!?ごみ箱漁るくらい、食べ物に困ってるんじゃないの!?

さっきまで、怪しい人だと思って目を合わせないように避けてたのが、恥ずかしくなります。

彼は、どんな気持ちで私たちにコインを入れたんでしょうか。

旅人を、応援したい気持ち?ドイツへようこそ!っていう気持ち?

話せなかったので彼の本心はわかりませんが、とにかく衝撃的な出来事でした。

明日もバスキングをやるよ!この日もすごい出会いがあったんです…



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コメント

  1. ブンタカ より:

    バスキングで出会える人たち、愛に溢れてますね♪
    そんな人達に囲まれて、周さん、ゆきさんも、とっても愛に溢れてますねぇ~♪

    • yuki より:

      バスキングをやることで、私達の旅がこんなに愛溢れるものになるんだなぁーって驚いてます♡
      私達もどんどん返していきたいーっ(*´∀`)

  2. バスキング経験者 より:

    こんにちは。私は海外でバスキング生活をしていた経験があり、このテのホームレスの行動の理由がわかります。

    私は音楽を演奏するスタイルのバスキングでしたが、同じようにホームレス風の人から投げ銭やモノをもらったことがあります。
    モノというのは、たとえばホームレス一歩手前みたいな人が花やガムなどを売っている場合があるのですが、その売り物である花やガムを投げ銭入れに入れてくれたりするのです。

    で、彼らがなぜこのような一見不利益に見えるような行動をするかというと、これには狙いがあります。
    それは、「あのホームレス、投げ銭なんて入れるなんていいヤツじゃないか。」という好印象を周囲のオーディエンスに与え、あわよくば、私のオーディエンスから売り上げをあげようとする、そういう下心があるのです。

    もちろん、純粋に私のパフォーマンスを楽しんでくれて、投げ銭やモノをくれるホームレスがいるとも思いますが、少なくとも私が経験してきた中では、やはりこのような「周囲に良い印象を与えて、結果として自分の売り上げをあげるための下心」による行動である場合が多かったです。

    以上、どうでもよい内容のコメントになってしまいました。
    返信は不要です。

    • yuki より:

      バスキング経験者さん、こんにちは!

      いかにも生活に困っていそうなホームレスの方が、投げ銭をしてくれたので、
      ずっと疑問に思っていたんですが、その行動にはそんな意図が隠されていたんですね(・∀・)!!!
      確かにその行動には驚いたので、自分の売り上げを上げる影響があるのもわかります!

      貴重な経験から教えてくださって、ありがとうございます(*´ω`*)