トルクメニスタン入国!地獄の門までの長い道のり。

寝台列車に乗り込み、タシケントを18時に出発し、翌日の10時頃ウルゲンチへ到着。

ここからタクシーに乗り換えて、トルクメニスタンの国境へと向かいます。

駅にはたくさんのタクシー運転手が待ち構えているので、値段交渉をしていきます。

「国境までお願いします!」

「じゃあ100000ソムだ!!」

「それは高すぎるよ!相場知ってるんだから。」

「いやいや、ここから100kmもあるんだぜ?」

「(Googleマップを見せて)50kmみたいだけど(-“-)」

「ちっ!いいよ、乗ってきな!!」

約1時間、2人で40000ソム(約560円)で交渉成立です(・∀・)

この辺は、カラッカラに渇いた大地で、乾燥がすごい。

お店もあまり見かけず、牛や羊があちこちにいたり、畑があったりと、田舎。

そのせいか、道路は一応舗装されているんだけど、穴が多いしボコボコしている。

そんな道を、猛スピードで駆け抜けていく私たちのタクシー。

いや、、、そんなに急いでないし、もう少し安全運転で…。

そんな私たちの願いもむなしく、対向車線にはみ出しながら前の車を追い抜いていきます。

車のどこかに捕まっていないと怖い。

ウズベキスタンのタクシーは、スピード出しまくる人が多い。

そのせいなのか、ウズベキスタンの車のほとんどのフロントガラスがヒビ入ってるんです。

走ってる途中で事故車両を見かけました。車がクチャッってなってた。

どうか私たちの車があぁなりませんように。。。

今どれくらいのスピードが出てるんだろう…と、スピードメーターを確認しようとしたら、

ぶっ壊れててメーター動いてませんでした( ;∀;)

体感的には120km以上は出てたでしょう。高速道路でもない、ボコボコの道路で…。

想像よりも早くにトルクメニスタンの国境へ到着。

料金を支払うと、

「1人40000ソムだぜ?2人で80000ソムだ!」と。

「あぁ!?2人で40000ソムって言ったよね!?」と怒ると、

「嘘だよぉ~バイバイ~!!」

倍の料金とれるか言ってみただけ♪って感じか。。。

ウズベキスタン人、親切で笑顔もいっぱいで、いい人が多いのに、

どうもタクシー運転手ばかりは、騙してきたり、しつこかったりと、いい人に出会えない(-_-)

国境には、私たちのほかに3人組の日本人観光客がいました。

「あれ?あの日本人、どこかで見たことない…?」

ユキさんだぁああーーーー(゚∀゚)!!!!

リシタンのNoriko学級で出会った、ユキさんに再会!!

ユキさんのほかに、ユウキさんていう大学生と、鈴木さんていうおじさんが一緒でした。

せっかくなので一緒にトルクメニスタン国境を超えることに。

名前がゆき&ユキ&ユウキなので、パスポートを見せると、5人中3人の名前が【YUKI】になってます。笑

「君たちはシスターなの?」

「いいえ、姉妹ではなく、さっきそこで会っただけです。」

ウズベキスタンの出国をスムーズに終え、次はトルクメニスタン入国。

質問は、名前、国籍、トランジットビザなので次はどこの国に抜けるのか?などでした。

ほとんどの人が有効期限5日間のトランジットビザで入国すると思いますが、

トランジットビザはあくまでも他の国に抜けるまでの通り道として、トルクメニスタンに入りますよーというものなので、

「観光するの?」って聞かれても、「ただ通るだけだよ。」って言うだけにしましょう。

そして入国税14ドルを支払い、荷物検査へ。

薬があるのか、見せて欲しい、と言われましたが、市販薬なので特に突っ込まれることなく通過できました!

無事にトルクメニスタンに入国し、国境付近でタクシーを捕まえてタシャウスまで向かいます。

タクシーに乗り込んだ瞬間、私はあることに気づきました。

「私のマネーベルトが無い。」

マネーベルトの中には、携帯、クレジットカード、現金が入っていました。

そんな貴重品が手元から無くなっていたのです!!!!

心当たりは国境の荷物検査!!!絶対あそこだ!!!

私がタクシーで再度荷物を確認している間、周くんが国境へ走って事情を説明しに行きました。

「マネーベルトを荷物検査に忘れたんだけど、取りにもどることはできる!?」

「あそこへ戻ることはできない。無線で聞いてみるよ。・・・・・ないそうだ。」

「いいや、絶対あるはずなんだよ。もう一度確認してみて!!」

「中には無いと言っている。」

自分で探しに戻ることができれば・・・。大事なものなのに困った(´;ω;`)

すると、荷物検査の建物から走ってくる人影が!!!

「おーーーい!あったぞーーー!!!」

「それです!それです!!!ありがとうーーー!!」

荷物を通すローラーの下に落ちていたようです。無事に見つかってよかった!

気を取り直してタクシーでタシャウスへ。10分ほどの距離で20マナト。

タシャウスの長距離タクシーが停まっている場所で、今度はダルヴァサまでのタクシーを捕まえます。

ここも何十人というタクシー運転手に捕まり、あっちからもこっちからも「俺のに乗れ!!」とすごいウザい迫力。

30分くらいいろんな人と交渉をし、信用できそうな人を選び、

日本人5人で車1台、ダルヴァサまでと、そこで1泊からのアシガバードまでで、計80ドル、1人16ドルで交渉成立♪

車は8人乗りのシエナ!!日本車です♪

これに乗って、ダルヴァサまで4~5時間の長旅へと出発です!!

広々とした車内でくつろぎ、ひざ掛けや枕を貸してくれたりと、常に私たちを気にかけてくれる親切なアデルさんという運転手に恵まれ、

快適な移動をしていたのですが・・・

3時間程走ったところで、車が突然止まりました。

「あれ?こんな何もないところでどうしたんだろう?」

エンジンを付けようとすると、キュルキュルキュル・・・。かかりません。

ん?なんかの故障かな?ボンネットを開けてみても、よくわかりません。

その間にも、次々といろんな車が止まってくれて、「どうしたんだー?」と気にかけてくれました。

猛スピードで走ってても、何台も何台も止まってくれて、わざわざバックして戻ってきてくれる人もいて、感動。

結局、エンジンのベルトが切れてしまっているようで、部品を交換しないといけないようでした。

新しい車が来るまで、カラカラに乾いた砂漠のような場所でしばらく待機。。。

水買っておいて良かった(>_<)

2時間程待ち、すっかり陽が沈んだ頃、新しい車がやってきました!!!

動かなくなった車はみんなで道路の端に寄せて…。

運転手のアデルさんも一緒に、新しい車に乗り込んで再出発です!

あの車は…乗り捨てってことかな?(;・∀・)

ここから約1時間で、ダルヴァサという場所のチャイハネという休憩所に着きました。

お茶を飲み、ちょっとした軽食を食べて休みます。

そしていよいよ、トルクメニスタンに来た目的、地獄の門を目指しますっ!!!

いやー、ほんと長い道のり!!!!



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コメント

  1. ブンタカ より:

    タクシーの運転手って、良い人も居るけど、ウザイ人も多い・・・
    運転のプロのはずなのに、荒い運転する人が多い・・・ なぜ?ヽ(。_゜)ノ
    無事?国境通過し、マネーベルトも戻ってきて良かったですね♪
    さあ、地獄の門目指してGo!

    • yuki より:

      安全運転のタクシー運転手もいるんですけどね(>_<) 今回のタクシーはホント飛ばしすぎでしたっ。怖 国境にマネーベルト置いてっちゃった時はもう、なんてバカなことをしたんだーと青ざめましたよぉ~ 大事なものがいっぱい入ってたので。。。 やっと!地獄の門編に突入できます♪