こんなところに地獄の門?アシガバードからトルクメンバシの港へ。

アシガバードの駅から寝台列車に乗って、トルクメンバシを目指します。

寝台列車は19時発。1人25マナト(約800円)。

ウズベキスタンの寝台列車→野宿→今回の寝台列車と、しばらくホテルに泊まっていなかった私たちは、

Wifiが無くてネットこそ使っていなかったものの、カメラや携帯などの電子機器の充電がピンチに。

寝台列車の中で充電をしようかなーと思っていたら、なんと1つの車両にコンセントが1つだけ。

何十人と乗客がいるのに…。

そこで私たち、荷物から秘密道具を出しました。

テレレレッテレー!!!!

タコ足コンセント~(/・ω・)/

これに私たちがなぜか大量に持っているケーブルを接続すると・・・

たちまち一気に5台の電子機器の充電ができるようになるのですっ(*^^)v

気分はまるで充電器屋さん。

「あ、そこのお兄さん、もしかして充電したい?こちら空いてますよ。」

「はい、このスマホ充電完了しましたー!お次の方どうぞー!」

就寝時間までみっちり廊下に居座り、みんなのスマホを見守りながら充電器屋さんを務めあげました。

朝になって起床すると、窓の外はこんな景色。

アシガバードはちょっと都会だったけど、またすごい乾燥地帯に来たもんだ(-_-)

10時ころ、トルクメンバシに到着。

私たちがトルクメンバシに来た理由は、ここの港からアゼルバイジャン行きの船が出ているからです。

駅の周辺には、ちょっとした商店やレストランが並んでいます。

1キロほど離れた港には、何もお店が無いのでここで食料を買っておく必要があります。

なぜなら、アゼルバイジャン行きの船が出る時間が決まっていないから。

私たちが乗り込む船は貨物船なので、出航は不定期なのです。

すぐに出るときもあれば、何時間も待たされることもあるそうです。

待たされた場合のことを想定して、水や軽食をここでゲットしておきます。

私たちも食料を買い、お昼ご飯もここで済ませておくことにしました。

食堂に入り、メニューを見ます。

ここのお店は親切にも、すべてのメニューが写真付き。文字が読めない国では助かります♪

写真を見ながら、ラグマンという、うどんみたいな麺料理と、

ひき肉たっぷりのボロネーゼパスタ、

そしてお肉がゴロゴロして、ニンニクが丸ごと乗っているピラフを注文しました。

お腹を空かして楽しみに待っていたら、やってきたのがこちら。

ボロネーゼがまず写真のひき肉ではない(泣)

まあこれはいいとしましょう。

で、このラグマン。

汁に浸かってるボロネーゼです。具も麺も全く一緒。

そして、ピラフ。

ゴロゴロ入ってるはずのお肉はどこ?そして写真にあったはずの丸ごとニンニクが欠片もありません。

というか3品全部、同じ具材で同じ味です。

メニューの写真の意味ーーーー( ;∀;)

美味しかったし安かったからいいけど!(泣)

そしてここから、港までタクシーで移動。5マナト(約160円)。

12:30、港に着いてチケットカウンターに向かうと、

「まだチケットは売っていない。しばらく待っていろ。」と。

まあ、そんなに順調にいくとは思ってなかったので、待合室のベンチに座ってのんびりすることにしました。

少しウトウトして、2時間くらい寝ちゃったでしょうか。

トイレに行きたくて目を覚ましました。

待合室のトイレに行こうとすると、故障中だから外のトイレを使うように、とのこと。

外にいる人たちにジェスチャーで聞きながらたどり着いたトイレが、コレ。

汚いので閲覧注意ですよ。↓

これこそ地獄の門だわ。

ただ穴を掘って、周りを囲ってあるだけなので、いろいろ溜まってる。

そして、いくつも個室があるのに、一つも扉がついていません。

トイレのすぐ外では、工事のおじちゃんたちが作業中。

「どうか誰も入ってきませんように・・・。」

意を決して、人妻のお尻を丸出しにしたまま、用を足しました。

砂漠の丘の陰で、野ションするほうがまだマシです。

夕方になると、活発化した子供たちが襲撃してきました。

一緒に折り紙で遊んだり、簡単なマジックをしてみたり、手のひらに小物を隠してどーっちだ!ってしたり、

ぶっ通しで4時間も遊びました。

ずーーっと跳びはねて、喜んでケラケラ笑って、子供って本当にパワフルです。

もうここで寝てしまおうか…って思いはじめた頃、やっと出国審査がはじまりました。

時刻は0:30。

船乗り場に着いて、12時間が経っていました。

簡単な荷物検査をし、アゼルバイジャンのビザをチェック、そして出国審査完了です。

アゼルバイジャンのビザは、ネットで取得後、印刷しました。

さて、いよいよカスピ海を渡る貨物船に乗車です!



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コメント

  1. ブンタカ より:

    寝台列車で充電屋さん開業っ!!って商売になりますねぇ~(笑)
    トルクメンバシの食堂は凄い適当で吹出しましたヽ(。_゜)ノ あぎゃ?
    でも美味しかったのが救いかなぁ~?
    港のトイレは・・・コメントは控えさせて頂きます(T_T)
    子供達のパワーも凄いけど、一緒にぶっ通しで4時間も遊んだユキさんも凄いですね(笑)
    無事?出国審査も完了したし、次はどんなところかなぁ~?

    • yuki より:

      地味ですけど、意外と充電って大事だから商売になるかも!笑
      食堂は、あまりにもメニューの写真と違い過ぎて…。
      メニューの写真を撮っておけば、この面白さもっと伝わるのになぁーってもったいないです!!
      子供たちと遊び疲れて、やっとトイレに立ったらあんな地獄のトイレ、もう悲しくなります。
      故障してなければ、建物の中のトイレが使えたんですけどねー。
      その後、水を摂取するの辞めましたもの。笑