今日はアーグラから、インドの首都、デリーへと移動ですっ!
前回バラナシからアーグラへ移動するときは、電車が遅延しまくって、到着時間が当初より20時間近く遅れてしまいました。
今回もデリーまでは電車で移動(;・∀・)
この前の二の舞になりませんように…。
宿を出る前に電車の時間を確認すると、すでに1時間の遅延。と。
あぁ、もう遅れているのねー、
「おじさん、電車が1時間遅れてるから、もう少し共有スペースにいさせてー!」
「いいよー!でも1時間なんて遅延のうちに入らないよ!」
【1時間は遅延のうちに入らない!!!】
名言、いただきましたっ!!!(゚∀゚)
1時間後、駅のホームに着き電光掲示板を確認すると、更に15分ほど遅延。
このくらいなら前回に比べたら何の問題もありません。
駅のホームでゆっくりしていると、食べ物や飲み物を売る物売りの人が時々通ります。
すると、金属をジャラジャラ持った物売りのおじさんが、「チャック~チャック~」と言いながら歩いています。
もしかして、、、バッグのチャックを直す職人さんかな!?
ちょうど私のバックパックの小さいポケットのチャックが壊れていたので、声をかけてみると、
あっという間に直してくれました。しかも50ルピー(約85円)とお安い!!
電車を待ちながら、こんなところで直してもらえるなんて、思ってなかった(゚∀゚)!!すごい!!!
駅のホームには、ほんとにいろんな人がいて、物乞いをしている人もいます。
とある物乞いのおじいさんは、大腿部から下がありませんでした。
この日以外にも、足がすごい方向に曲がった女の子や、腕の無いおじいさんが物乞いをしているのを時々道端で見かけます。
事故に遭ってしまったのか、何があって、どうしてこんなに足がガッツリなかったり、すごい方向に曲がったりしてしまうんだろう…。
ふと気になって調べてみました。
すると、事故以外にも、人身売買が絡んでいることがあるという事実が。
ボスになる人物が人身売買で買った人の手足を切り落として、物乞いをさせるのだそう。
時には他国から連れてきて、本人の言葉の通じない国で物乞いをさせます。
言葉が通じなければ、助けを求めることもできないからです。
物乞いをしている母親の抱いている赤ちゃんも、人身売買で連れてこられた赤ちゃんだったり、
成人男性でも誘拐されて、手足を切り落とされて物乞いさせられることもあるんだそう。
インドだけでなく、タイや、インドネシアでも見かけたあの物乞いの人たちの中には、そういった被害者がいたのだろうか。。。
そういう現実があることを知ってから、物乞いの人を見かけると、周りでボスが見張ってたりするんじゃないかと、つい探してしまいます。
旅に出なかったら、こういったことを調べて知ることもなかったかもしれない。
自分の知らなかった残酷なことが、あちこちで起こってるんだと思うと胸が痛みます。
結局電車は、2時間遅れくらいでホームに入ってきました!
前回の遅延の経験のおかげで、2時間の遅延なんてへっちゃらに思えるから不思議(・∀・)
私たちの席の目の前に座っていたインド人のおじ様たちは、かなり疲弊している様子。
「おじさんたちは、結構前から乗ってるのー?」
「俺たちは24時間以上この列車に乗ってるんだ。」
うわぁぁぁあ、さすがに丸1日以上も列車に揺られてたら、いつもパワフルなインド人も覇気が無くなるよね(;・∀・)
4時間ほど経つと、無事にデリーに到着ですっ!!!
駅を出た瞬間、、、出たーーー!!!
トゥクトゥクのおじさん達に囲まれる光景っ!!
1人のおじさんと話してても、次から次へと、「俺のに乗れ!」「こっちへ来い!!」と声がかかります。
デリーはやっぱり都会なだけあって、車の通りも激しいし、人の数もすんごく多い!
着いて早々、ごちゃごちゃしてるなーって思いました。
あのバラナシののんびりとした感じが、ちょっと恋しくなります。
車の通りも激しいからか、プアァァァアア!!!って常にクラクションも鳴りっぱなし。
「うるっっっさぁぁあああいいいい!!!(゚Д゚)ノ」って叫びたくなるくらい。
インド中のクラクションの音を心地よいオルゴールの音に改造したくなります。
ごちゃごちゃの中をかき分けて、なんとか宿に到着。
これからデリー編のスタート♪
・・・ですが、このあと、いきなりインドの洗礼が待ち受けているなんて思ってもいませんでした(-_-;)
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コメント
電車を待つ間に、ファスナーをあっという間に直して50ルピーは安いですねぇ~♪
列車遅延2時間が平気になるなんて、食パッカーのお二人も逞しく育って(笑)
さあ、デリーではどんな旅になるんだろう??
ファスナーの修理の職人さんが駅を歩いていても、一見あまり需要が無さそうなんですが、
私みたいにたまたま壊れている人にはとてもありがたいです♡
はちゃめちゃなインドに私たちも育てられてるみたいです♪