リシタンのNoriko学級1日目。
午前中は9時から学校がスタートします。
私たちのほかに、派遣で来ているケイコさんという日本人の方と、
私たちのように旅中に2日間この学校に訪れたらハマってしまい、
半年間滞在することに決めたマナさんという、2人の先生がいました(・∀・)
学校へと向かうと、すれ違う人々がみんな「こんにちはー!!元気ですかー?」と声をかけてくれます。
Noriko学級は、無料の学校なのに、机も椅子もちゃんとあるし、
写真もたくさん飾ってあって明るくて賑やかです♪
次々とやってくる子供たちは、新しく来た私たちに興味津々!
「新しい先生ですかー?お名前はー?」
「どこから来ましたかー?」
「いつまでいるのー?」
質問のオンパレード!!
そしてみんなも、
「私の名前は〇〇です。歳は10歳です。好きな食べ物は、ピラフです。どうぞよろしく!」
きっと自己紹介の練習をしたんだろうな~♪微笑ましい( *´艸`)
最初は、マナ先生の授業を見学することにしました。
だいたい8歳~15歳くらいの子供たち10人くらいに対しての授業!
黒板に、『いろ、しょくぎょう、ようび』と書いて、子供たちにリレー形式で、該当する単語を黒板に書いてもらいます。
「よーい、スタート!!」
掛け声とともに、子供たちが勢いよく黒板へ走り、次々に単語を書いていきます。
『しろ』『あお』『けいさつかん』
みんな、ひらがながとっても上手!
でも時々、
『げようび』『ちようび』
う~ん、なんかちょっと惜しいっ(>_<)!
一つ一つの単語を、合ってるかみんなで確認して、それぞれのノートに書き写していきます。
「せんせ~!これ合ってる?」
書き終えた子は、ノートを先生に見せてひらがなに間違いが無いか確認。
「発音してくれる人~!」
「はぁ~い!!!」
手を挙げる子がたっくさん!!
なんて勉強熱心で、積極的な子達なんだろう!
私が中高生の時の英語の授業では、みんなの前で英語を話すなんてとっても恥ずかしくてできなかった(:_;)
そもそも、この無料日本語学校に来ている子たちは、義務でもなんでもなく、自主的に日本語を勉強したいと思って来ている子たち。
だから、こんなにもみんな積極的なのかもしれない。
実際に、日本語検定5級から受け始めて、2級まで取得して日本の大学に進学する子も年に2・3人はいるんだって!
弁論大会という、日本語のスピーチコンテストでは、1位~3位までをNoriko学級の生徒が独占したこともあるのだそう。
そして午前中に日本語を勉強した生徒たちは、午後はそれぞれの小学校や中学校へと通います。
リシタンでは、子供の数に対して学校が足りていません。
そのため、学校が午前の部、午後の部と分かれていて、そのどちらかに通うというスタイル。
日本のように、朝から夕方までみっちり、自分の地域で義務教育が受けられることは、決して当たり前のことではないんですね。
もちろん、お金が無くて学校に通えず、義務教育が受けられない子たちもいます。
Noriko学級は、そんな子でも日本語を勉強し、将来に役立つチャンスを与えているんですね。
しかし、無料で学校を運営することは簡単なことではありません。
国や政府から支援があるわけでは無いので、運営費はガニシェル校長先生のポケットマネーと、
私たちのようにボランティアでここに訪れた日本人の払うお金しかありません。
一見、綺麗に整っている学校に見えますが、やっぱり使い続けるとガタが来てしまうもの。
壊れた椅子や机、天井の修理、教材の購入の費用が十分にありません。
冬はとーっても冷え込むけど、暖房やヒーターもありません。
実績もあって、やる気もある子供たちの勉強する環境が、もっと整えられたらいいのにな…と思います。
授業料をとれば、少しは改善するのだろうけど、でもそれはこの学校の運営方針に背いてしまうからできない。
少しでも日本人のボランティアがここに来れば、何かが変わるかもしれない。
私たちがここに来たことが、この学校の力に少しでもなれたら嬉しいなぁ!
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コメント
ハロウィンですね TRICK or TREAT お菓子をくれないなら飯をくれぇ~っ!!
ん??違ったか(笑)
Noriko学級の子供達、勉強できる喜びに溢れている感じが、凄く伝わってきます♪
SNSなどで、日本や世界の人達に、寄付をお願いしたら良いのになぁ~って考えてます。
周さん先生!ゆきさん先生! 頑張ってぇ~♪
ハロウィンってなんですか!?!?( ;∀;)
ウズベキスタンは全く盛り上がっていません(-_-)
ブンタカさんは、仮装したんでしょうか♡
SNSでの寄付、私たちも考えました!
継続的に、学校を支援できるようなシステムがあったらいいなぁと。
同じボランティアのマナ先生も言ってんたんですが、生徒たち本人や家族は、無料で学ばせてもらっているという自覚が足りないそうなんです。
なぜいつまでも椅子や天井が壊れたままなのか、考えようともしないから、その意識も変えていかないと、
ただ寄付して支援するだけでは、いつか無理がきて学校がなくなってしまうんじゃないかと心配しています。