インドのバラナシに来たら欠かせない場所、ガンジス川。

インド人に多いヒンドゥー教の人々にとって、ガンジス川は聖なる川です。

ヒンドゥー教徒の生活に密着していると言われているガンジス川の、ボートツアーに参加することにしました。

このボートツアーは、宿を5:30に出発し、朝のサンライズを見るツアーです。

私たちのほかに、2人の日本人観光客が一緒です♪

久しぶりに早起きをして、5:30、宿でツアー担当のインド人を待ちます。

しかし、10分経っても、20分経ってもやってきません。

ツアー担当と電話で連絡を取り合っているインド人に、「いつになるかな?」と聞いてみると、

「あと2分待ってくれ。」と。

その言葉・・・どっかのインド人からも聞いたことあるぞ。。。

案の定2分経過しても誰も来なかったので、4人で川へ歩いていくことに。

外に出ると、すでに陽は昇り・・・。サンライズ見れない(>_<)

朝から細い路地を、牛とう〇こを避けながら歩いていると、

「助けてー!」

と、後ろから周くんの声が聞こえました。

振り向くと、でっかい牛に威嚇されていて通れずにいました。

私たち3人が難なく通れた牛の横を、周くんが通ろうとするとなぜかツノを向けて威嚇される。

まるでスペインの闘牛を見ているよう。

私たちはスペインで、闘牛の凶暴さと、強さを目の当たりにしてるので、周くんがツノでふっ飛ばされるんじゃないかと恐怖(:_;)

闘牛の迫力はこの記事を見てください↓

スペイン伝統の闘牛は反対?賛成?

側にいたインド人に助けを求めると、

「ヤッ!!!!ヤッ!!!!」

と大声を出しながら牛をベッチベッチ叩き、追っ払ってくれました。

え!?!?いいの?そんな扱いして!!

牛は神みたいな存在じゃないの!?

まさかの仕打ちに驚きながらも、ガンジス川に到着。そこで私たちのツアーガイドさんにも会えました。

こんな大きなボートでいいの!?っていうくらい立派なボートに、日本人4人で乗り込みボートツアーの開始です。

ズラーっと、ガートと呼ばれる階段が並んでいます。

テレビとかで見たことある光景が目の前に…。

川からガンジス川のほとりを眺めていると、川に向かってお祈りをしている人や、

沐浴をしている人、

洗濯をしている人が大勢います。

これはガンジス川で洗濯した宿のシーツを干してるんだそう。

この中に私のベッドのシーツはありませんように。

その一方、遺体も流れているのがガンジス川。

川のほとりには、2つの火葬場があります。

火葬場と言っても、私たちが日本で想像するような火葬場のような建物があるわけでは無く、

積み上げた薪の中に遺体を置き、そのまま燃やすのです。

そして燃えた遺体や灰を、ガンジス川に流します。

シヴァという神様の髪の毛を伝って、天から流れてきていると言われるガンジス川は、ヒンドゥー教徒にとっては聖なるもの。

遺体を川のほとりで火葬し、聖なる川に流すことで終わりのない輪廻転生から解放され、永遠の幸せを手に入れることができると信じられています。

そのため、ガンジス川の火葬場には、毎日のようにインドのあちこちから遺体が運ばれてくるんだそう。

小さな火葬場は1日に50もの遺体を火葬し、大きな火葬場は1日に250もの遺体を火葬するんだそう。

24時間、絶やすことなく火葬場は動いており、常に火が燃えています。

最期をガンジス川のほとりで過ごすための施設もあるんだそう。

遺体を火葬するための薪を買うにはたくさんのお金が必要です。

貧困層の人は、十分な薪を買うお金が無くて、少ない薪で灰になるまでは火葬できず、生焼けのままガンジス川に流すのだそう。

薪を全く買えない人は、そのまま燃やすことなく川に流すこともあります。

ボートに乗っていると、時々プカプカ~といろんなものが流れてきます。

よく目を凝らすと、ヤギの死体でした。

バラナシで死んだ動物も、全部ガンジス川に流すのだそう。

祈りを捧げたり、泳いだりする人の横では、遺体が流れていく。

自分の価値観が世の中の常識では無いと、改めて感じた瞬間でした。

また改めて、火葬場は見学に行くことにしよう。

1時間ほどボートに乗った後は、ボートツアーに付いていた無料チャイを飲みに行きました。

インドではよく飲まれているチャイという飲み物。

暖かいミルクティーで、飲みやすいです♡

一緒に乗った日本人の観光客2人も一緒に♪

10年もヨーロッパに住んでたという英語ペラペラのお姉さんと、

1年近くインドで仕事をしているというカズさん。

「夫婦で世界一周なんてすごいねー!うらやましい!!」

ってすごく感動されて、改めて私達は幸せ者だと感じました。

意外と、旅に出てみると世界一周している旅人にたくさん会うから、

自分たちのやってることはそんなに珍しいことじゃないんだと思ってたけど、

やっぱり世界一周していることは、特別なことで、当たり前なことじゃないんだなぁ。

何を話しても目を丸くしてすごーーい!!って言ってくれるから、話してて楽しかった♪

私たちからしたら、インドで1年も働くなんて、それも珍しくてすごいことだと思っちゃうけどね( *´艸`)

少し宿でゆっくりしたら、お次はガンジス川沿いを歩いて観光に行くよーっ!!

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コメント

  1. ブンタカ より:

    さすがインド!時間や約束なんて関係ない(笑)
    周さん、牛に敵認定されたの?(笑) それとも惚れられた?(笑)
    サンライズは見れなかったけど、楽しい方達ともご一緒できて、良かったですね♪

    あっユキさん、ガンジス川に流されないでねぇ~!

    • yuki より:

      日本人宿は、日本人が多いので旅人に出会えて面白いです♡
      牛、ほんっとに大迫力です!周くん、どうしたんだろ。笑
      ガンジス川は意外と流れが速かったので、流されたらおしまいです( ;∀;)