自分を変えてくれた場所に、恩返しをするということ。

Noriko学級に来て6日。ついに今日が最終日。

あっという間の6日間だったけど、意欲的に日本語を勉強しているたくさんの生徒に出会うことができました。

最後の日、携帯に入ってる写真を見せながら、私たちが旅をした国を生徒たちに紹介しました。

アイスランドで観た、空いっぱいのオーロラの写真は歓声が上がるほど驚いてて。

「私オーロラ見たこと無いよー!いつか見てみたいっ!」って目をキラキラさせてました。

世界中の料理も面白いみたいで、フィリピンのバロットという孵化する前のニワトリの卵を食べたこと、

タイの屋台で芋虫を食べたことを話すと、「うわぁー。」って苦い顔。

そりゃそうだよね、私も食べるとき、その見た目に「うげぇー。」ってなったもん。

フィリピンのブタの丸焼きを見せると、さらに驚かれる。

ウズベキスタン人のみんなは、イスラム教のためブタは食べません。

「豚はうんちも食べちゃうから、汚いんだよ!先生たち食べたの!?」

「うん!豚はすごく美味しいから大好きだよ!食べてみたら美味しいと思うかもよ?」

「絶対ダメ!!食べちゃったら悪い人だよ( ゚Д゚)」

私たちが豚を美味しそうに食べる写真を見て、目をまん丸にし、口をあんぐり開けて、本気でドン引きしていました。

自分の中で『普通』のことが、宗教が違うだけで全く普通のことじゃなくなる、不思議。

あまりにみんなのテンションが下がってるから、豚の画像は辞めて、とっておきの画像を見せました。

アイスランドのペニス博物館の写真です。

「なにこれー!?」

「ち〇こだよ。」

「ギャァアァアアハハハハハハ!!!!!笑」

「これゆき先生好きでしょー!?」

「俺ここに行きたいです。」

こういうネタで盛り上がるのは、全世界共通のようです。笑

こんなふうに、元気いっぱいの日本語を勉強する生徒たちに、たくさん出会えたNoriko学級でのボランティア。

その中でも、すごく印象的だった人が、ボブルさんという方。

彼は、今は日本語学校には通っていないんですが、過去にNoriko学級で日本語を勉強していました。

ボブルさんは、私たちと同じ26歳で、彼のお姉さんはNoriko学級で勉強後、今は日本で仕事をしています。

そんなお姉さんのように、自分もいつか日本に住み、子供たちを日本の学校に通わせてあげたいのだと話してくれました。

過去に、3か月だけ日本に滞在した時に、日本人の礼儀正しさや、文化に感銘を受け、さらにその思いが強くなったんだそう。

話をしていたらすごく仲良くなって、「お昼ご飯にウチに来てくださいっ!」と招待してくれました。

広い素敵なお家の中に入ると、

「キャアアァアアー!!!」

ちょっと照れつつも、ハグをしてお出迎えしてくれたボブルさんの息子くんっ(*’ω’*)

まだ4歳なんだって!

他に、奥さんと、生まれてまだ1か月の赤ちゃん、ご両親もお出迎えしてくれました。

料理のサークルに入っていたという奥さんは、とっても料理上手っ!!

ラグマンという、うどんのようなウズベキスタン料理は、ボブルさんの奥さんのラグマンが一番美味しかったっ!

奥さんは、日本語学校に通った経験はないけど、自宅で日本語の勉強を頑張ってるんだって。

いつか家族で日本に行く日を夢見てるんですね!

「僕は、仕事というのはどんなものも最初は大変だと思っています。でも一生懸命やればできるようになるから、大変な仕事が好きです。
日本でも、どんな仕事でもいいから、一生懸命やりたいです。」

そんな風に語っていたボブルさん。

ぜひ、その夢を叶えてほしい!!という願いを込めて、周くんの筆ペン文字をプレゼント。

そんなボブルさんに、私たちは質問をしてみました。

「ボブルさんのように、Noriko学級で日本語を学んで、日本に行くきっかけを掴む人はたくさんいるよね。
でも、そのNoriko学級の運営って、どうしているか知ってる?」

「よくわからないです。」

「校長先生が頑張ってくれたり、私たちのようなボランティアのちょっとの力でなんとか成り立ってるんだって。
だから、壊れた備品を直すお金や、参考書を買うお金が十分に無いんだって。
今までに、Noriko学級を卒業した人で、学校を支援しようと動いた話を聞いたことはある?」

「僕は一度も聞いたことがないですね。」

「そっかぁ。でもさ、Noriko学級で無料で日本語を学べたことがきっかけで、日本でチャンスをつかんで仕事に就いたり、
生活できている人もいるんだよね?ほんの少しでも、何か恩返しをすることって、大切なことだと思うんだ。」

そんな話をしたら、ボブルさんの表情が変わりました。

「そうですね。。。それはとても大事なことです。気づきませんでした。僕がもし日本で仕事をしたら、Noriko学級に恩返しをしたいです。」

私たちも、高校時代にお世話になった部活に、OB会の会員として年会費を払ったりします。

それは、自分たちが学生の頃にOBが支えてくれて、部活動ができていた部分があるから。

私たちが社会人になって少し余裕が出た分、今度は私たちが母校に恩返しをする番だと思っています。

あの時の部活動がなければ、今の私はありません。

それだけたくさんのことを学ばせてもらった場所で、今頑張っている後輩たちを応援したい。

そんなことを、Noriko学級の卒業生にも気づいてもらいと思っています。

強制ではないけど、お世話になった場所にお礼をすることは大切なことだと思います。

日本に行って成功した卒業生の1人1人が、ちょっとの恩返しをすることができたら、

それが集まって、今Noriko学級で学んでいる生徒たちの大きな力になるんじゃないかなぁ。

素晴らしい学校だから、そんな暖かい循環ができて欲しいと願います。

そしてもし、このブログを読んだ人でNoriko学級に行ってみたい、興味がある!って方で、質問がある方はぜひ連絡をください(*´ω`*)

ウズベキスタンに旅行する予定のある方は、ぜひリシタンの日本語学校に足を運んでほしいです。

元気いっぱいの、日本がだいすきな子供たちが迎えてくれますっ♪

ステキな出会いをありがとうーっ(´▽`*)!!!



読者のみなさんにお願い(*’ω’*)

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コメント

  1. ブンタカ より:

    やっぱり子供達(ユキさんも)は下ネタが好きですねぇ~!(笑)
    そしてボブルさんのお子さん、天使きたぁ~!!
    ユキさん、お持ち帰りしちゃダメですよぉ~?
    これで日本語先生役も終わりかと思うと、寂しいですねぇ~・・・
    そして、Noriko学級を世界中から支援してもらえる事が出来たら、良いなぁ~

    • yuki より:

      下ネタの写真出てきたら、みんなの目の色が変わりました!!
      ちゃんと日本語の下ネタも知っているようです。笑
      天使、持ち帰りしたい。レンタルでもいいから隣に置いて、スリスリしたい♡
      Noriko学級は本当にいい学校です。
      いつまでも続いてくれたら嬉しいです♪